ULTRAMAN
Oretraman


■制作日記■


U.S.S.エンタープライズに続いてオレシリーズ (別にシリーズでやっているわけではないのだが) 2作目はウルトラマンです。今回も特にウルトラマンに意味はなく、ただモノが作りたいだけなのだが、何か企画性がないと面白味がないので。ということです。

ウルトラマンシリーズは、造型的にはウルトラマンとウルトラセブンのバリエーションでズラーと並んでます。そこに一石を投じる気、などといった考えはまったくなく、ウルトラマンに影響を受けて作った宇宙人てことで、よろしくお願いします。


〇2015年7月6日
コンセプトデザイン。(落書き)

ウルトラマンのデザインは、毎作品、その性質上からくる制約の中で捻り出してるデザインです。冒険も難しいでしょうし、シンプルを極めるのも難しそうですね。お察しします。

個人的に作るのなら、何の制約もなく、自由に作れるので、好き勝手に作りたいと思います。人の入れるキグルミという制約くらいはあってもいいと思うが、最初の出発点はそれすらも排除します。オールCG表現なんてのもありえますから。

左のデザインは、こんなん作ってみたいなあと描いたもので、キャラクターのデザインより、造型面から描いたものです。
ちなみにデザインは、いつもレシートの裏に描いてます。小さく描くことで、ディテールで誤魔化さず、全体のフォルム、シルエットを表現できるようにしているからです。

これを描いたあとネットで調べたら、眉間のところがサーガとギンガに似ていることがわかりました。取り合えず、今は気にしないでGOです。


〇2015年7月13日
なんか、いまひとつ。

デジカメのUSBケーブルが壊れて、パソコンに画像が送れなくなった。使っているデジカメは、もう10年以上前
の代物です。USBケーブルもこれ専用で生産中止です。デジカメの買い替えしか手段がなくなって、あきらめか
けたところでヤクオフ上で発見。現在手に入る世界で唯一の一本です。早速落として今にいたります。デジカメ
は全然現役です。勿体ないです。

とにかく今の段階は形を作ることで、バランスは二の次になってます。

正直全然ダメです。一番の原因は、自分の中で方向性が定まっていないことです。それは、作りながら見つけようと考えていたんだけど、困ったことにまだ見えてきません。
最初のラフは、ヒーロー側より、セブンの星人側のようなデザインです。それはそれでやりたい方向の一つではあります。
顔のバランスは、洋物好きなのでガッシリ系だったり、でもウルトラマンは細マッチョだしと、特にアゴのラインが今だに迷ってます。
目は、ドンと大きなものを付けるか。そして、鼻を付けるか。
鼻が付いたロボットて、サイボーグ顔なら付けられるけど (勇者ロボとか)、メカ顔ではまずカッコよくならない。サイバーコップのジュピターぐらいだと思うけど、ヒーローでは。このパターンをやると、絶対似ちゃうんだよね。何か回避方法を考えます。鼻があった上でカッコよくできたら、結構スゴイことなんだよね。

と、こんな考えがあっちいったり、こっちいったりで、何か飛び抜けた独創性にたどり着かない。


〇2015年7月14日
バランスを整えてみました。

前回のものを全体的な配置、大きさ等のバランスを修正しました。
せめて、最初のラフのバランスには近づけようといじりました。独創的かどうかは別にして、見れるようにはなりました。
まだ、方向性は見えてませんが、しばらくはこの感じで進みます。


〇2015年7月16日
一通りの形はできました。

一応今回作るのはここまでです。
頭に浮かんでいたデザインはこんな感じです。ここまでがやりたかったことで、ここから下の身体はほぼ素の状態をイメージしています。首から肩はこの状態でいったん切れて、身体の上にのっています。着ぐるみの装着方法を考慮してデザインをしています。

さて、ここから方向性を決めて、各部を調整していくわけですが、やはりここまでくると、ストレートにヒーロータイプに作っていくのが良さそうに感じます。
ディテールは、星人タイプを考えていたときは、細かいものを入れようかと思っていましたが、ヒーロータイプならば、シンプル・イズ・ベストな考え方と、立体の妙的な形で攻めていきたいと思います。


〇2015年7月19日
ディテール追加中。

シルエットになるディテールを作っています。
頭に飾りパーツを着け、後ろの背ビレを長く伸ばし、顔中央のパーツと鼻を一体化して、後方に伸びた分部を縮めました。耳の裏も付け足しました。胸の発光部は大きな三角錐をドンと着けました。

何か、思いつくままにどんどん着けてしまいましたが、最初のスタートはこんな感じでいいと思います。
アイデアの出し惜しみは今はいいです。ここから要るもの要らないものの選択と、各パーツが活きるバランスの調製をしていきます。


〇2015年7月21日
デザインはこれでほぼ固定です。

前回のものをまとめました。
微妙なニュアンスはいじりますが、デザインの方はこれでいこうと思います。

顔は、ほっぺ、エラのラインを削り、何か1パーツのせてもいいかなと考えています。
中央のウイングは、サイドのウイングを凝ったせいで、デザインの潰し合い状態になってしまっている感もあるので、後方のこみいっているところを目立たないようにしたいと思います。

背中のほうは、首の後ろの長く伸びた突起が、完全にじゃまになると思いますが、ここにデザインを持ってくるというのはそうそう無いので、面白いから残します。その下の肩甲骨のところにあるパーツは、このあとディテールを入れていきます。

胸の板パーツは、身体は素といっても、塗り分けだけのツルツルテンじゃないので付け足したんだけど、もう少し他の部分も作るかもしれません。


〇2015年7月24日
色々やってます。

身体を作るつもりはなかったんだが、デザインバランスを考えるのに、せめて肩ぐらいと作り始め、ここまでのびてしまいました。ここまでいったら全身と思うのだが、全身作るのにはちょっとデカいです。これは未完で終りそうです。というか気長に作っていこうと考えてます。

下地の紙はレシートをちぎったものをペタペタ貼って形にしています。
背中のパーツはいったん外しました。

現在の顔です。かなりまとまってきました。大体OKですが、中央のウイングの後方がやはりすわりが悪い。(これはこれでありだと思うが) 完全に切り取ってしまうという案もあるのだが、なかなか思いきれない。

ウルトラマン的なものは、マスクを着けるというアイデアを考えました。どのような状況で着けたり外したりするかは考えてませんが、マスクが半分 (一部が) かけて、中から目がのぞく的な定番演出が出きます。
最初は目が平成版ぐらいの細さだったが、やるなら思いきりたいと、大きな目にしました。
目の形はまだ考え中です。何か面白い目の形はできないものかと考えていますが、なかなか難しいです。目をただの半円ドームではなく多面体的な立体というのも考えてますが、今はこのバランスにもってくるので精一杯です。徐々にまとめていこうと思います。

さて、毎回恒例の作品設定ですが、今回は等に考えていません。ですが、設定なんかあるかなと考えていたとき気がつきました。ウルトラマンといえば、セットで防衛組織が出てきます。そこにマシンが沢山出てきます。これはネタになります。合体戦闘機や母艦、基地、もうよだれが止まりません。それに隊員服はヘルメットが作れます。前回作ったTAPスーツで書いた、このパターンで何作か作りたいと書いたネタになります。
まあ、頭の中で色々湧きますが、今の段階ではただの妄想です。


〇2015年7月26日
ウルトラマン顔を作りました。

前回のものにデザインを追加しました。
大体こんな感じになります。バランス調節はしますが、大きな変更はないと思います。
あと中央ウイングの後方を、後ろにいくほど低くすることで、顔全体のシルエットを整えました。良くはなりましたが、もうちょっとどうにかしようと思ってます。

お話のほうで、ヒント的なものを思いつきましたが、正直自分のキライなタイプの話です。

既に皆の中に過去のウルトラマンというものがあり、地球のピンチにウルトラマン待望論が沸き起こります。この星人は、自分の正体を隠しマスクを着け、ウルトラマンのふりをして敵を倒します。

キライなところは、ウルトラマンありきで、そこに乗っかっているところ。
二次創作物的な話は正直キライです。オリジナルのアイデアを、オレはこんなセンスのいい使い方をするゼ臭が鼻につくからです。とんだ勘違いである。オリジナルのアイデアを捻り出すのがいかに難しいか。人の作ったものをいじるのは簡単です。ホントに簡単です。
今の現行の作品群は、パロディのパロディ (実際にはそこにあと2、3個パロディがつく) なので、もうオリジナルの意味はなくなっているのかもしれない。でも、あからさまに世界を丸ごといただいた話はどうかと思います。 (あと名前使用もです。)

この話で面白くするなら、主人公 (星人) は何かから逃げて回っている。その姿を隠していなければなりません。だが、どうしても戦わなくてはならなくなります。(性格なのか状況なのか、あるいはその両方) その時にウルトラマンを知り、ウルトラマンに化けて正体を隠して戦います。ウルトラマン復活に一躍ヒーローになってしまい、正体を隠しながらの戦いに巻き込まれていきます。ウルトラマンというアイコン的存在がもたらすものに、世界が、彼が、翻弄されていきます。

あ~こりゃもう、完全にパロディですね。こういうのはコメディ路線がしっくりきますが、マジ路線で描けばブラックユーモア、社会風刺が描けます。人間の愚かさ傲慢さが絶対描かれますよね。都合のいいときだけ応援して、あとは文句いうみたいな。こういうのサラっと入れるとカッコイイですが、これ見よがしに入れると正直ヒキます。もう、そういうのいいよって思ってしまう。

ラスト、彼の正体がついに敵側にバレてしまいます。敵は一気に倒すために軍団を連れて地球に向って来ます。今までウルトラマンだと思っていたものが違うこと、彼のせいで地球がピンチになるこを知った人々から、地球から出ていけコールの嵐。しかし、彼が出ていったからといって地球の危機は去りません。彼は地球を守る決断をして最後の戦いに挑みます。

ま、そこからはお約束の展開です。彼に救われた人々の応援や、上からの命令を無視して出撃する防衛隊など、世界中の人達が立ち上がります。

彼はこの戦いで名実共に、真の意味でのウルトラマンになりました。そして、私たちひとりひとりがウルトラマンなのだと (ここ余計なテロップです。) ・・・さ、めでたし、めでたし。

まあ、最後の説教くさいのがサラっとカッコよくできれば、面白くなりそうではある。

今回は特にお話の方は無く、デザインの遊びなので、その遊びが面白くなるような設定なら考えます。


〇2015年7月29日
顔の変更。

上記の設定を採用するかは別にして、マスクによる二段変身を明確にしました。
変身はこの状態が人間サイズで、マスクを着けて巨大化という設定です。
変身時の差別化として中央のウイングを取りました。

ウルトラマンで人間サイズでの活躍だとセブンしかイメージがありません。そのせいかもしれませんが、マンタイプのものが闇夜の町で星人と闘っている姿は何ともイメージしずらいです。それが中央のウイングのせいと考えて、そのイメージを払拭するため、中央パーツを外しました。これではたして闇夜の町で絵になるかはまた別問題ですが。

上の画像では結構まとまっていますが、撮った画像の内、別の角度で見栄えの悪いアングルがあるので、まだ微調整が必要なようです。

こちらはマンタイプのマスクを着けたウルトラマンモドキの状態です。
マスクを着けることによってウルトラマンになるというコンセプトなので、ストレートにかっこいいより、何かイビツな印象を受けるほうがいいです。
ドラマ内でキャラクターを立たせることにより、見る人の印象を逆転させる手法です。
外れそうになったマスクを慌てて着けなおす、なんてシーンがあったら名シーンになります。
あとマスクチェンジで別モードなんてのも考えられますが、欲はかかないほうがいいですね。


〇2015年7月30日
顔の修正と襟周りを作りました。

顔のほうは、額中央を削ったのと、耳をいったん削り、新たに耳を作りました。
襟周りは内側はまだ作っていません。

身体のほうは今のところ、股と尻までパテを盛ってます。ただのウエットスーツ状に形を作っているだけなので、全身を作ることに疑問を感じながらの作業でした。今回襟周りを作ったことで面白くなってきたので、はずみがつきました。この調子で下に降りていこうと思います。

これと並行してというわけではないが、防衛組織の乗り物を今考えています。実際かっちり作るのはムリなので、紙でこんな感じになりますといったものを作ろうと思います。紙でもかっちりしたものは難しいので、アイデアとデザインの理解ができる程度のものです。
乗り物は、キャリアーマシンに戦闘機が合体したもので、他にタンクと潜水艦、コンテナが合体できます。キャリアーマシンは分離後そのまま2号機として活躍します。それぞれが合体したものをスカイキャリアー、タンクキャリアー、マリンキャリアーと呼びます。無理をすると全機が合体できます。乗り物とするとだいぶ強引です。
デザインは、リアルさは関係なく、オモチャ感覚全開なものを考えてます。それでもフォルムは大事にしたいですね。


〇2015年8月3日
肩周り。

肩周りはこんな感じにしようというだけで、デザインはまだ確定していません。今は外している背中のパーツや、背びれ、腕も先のほうまで作らないとデザインバランスがわかりません。

パテがどんどん減っていくので全身を作るのに躊躇します。自分の使っているエポキシパテは市販の模型専用のパテに比べれば全然安いが、最近値段がグンと上がったので、なるべく長持ちさせたい。使う分は使うんだから、早いか遅いかだけなんだけどね。

基礎的な全身ウェットスーツは、粘土を盛って全身を作り、そのまま固めて制作したいところだが、そういう素材は持ち合わせていない。
強力に重くなるのも作り辛いので、バルサ材なんか芯にして、今のようにパテを盛っていく方法が、今の製作方法だとベストなのかな。軽くて削りやすいし、パテを盛る芯にはかなりいい気がする。
バルサ材は、でっかいダイソーなら売っているが、近所のダイソーはミニサイズだから無い気がする。キャンドゥはDIYに力入れてないから難しい。

ウルトラマン]を見逃し配信で見ました。今のところ2話、3話です。1話は見てません。
OPは、隊員紹介で半分 (以上?) 潰すという、何それと思ったが、これは、CG映像が全然出来上がってないんだろうと見た。本編もそうだが、たぶん制作予算はかなり低いと思う。(現実低いだろう) しかし、安かろう悪かろうではないのには驚いた。全体のノリには、正直自分の歳のせいもあってむずがゆくなる。平成制作のドラマの全般的なノリである。それでも役者が薄く見えないのは、言葉を選んでいるからなのと、演技を過剰にさせないこと、そして説明不足ギリギリのところまででシーンを切り上げてしまうところなのかなと思う。
怪獣のほうは、使い回しなのはバンダイと予算の関係だろう。
長年の歴史の事情で、怪獣の立ちいちが、色々なものを含みすぎてわかりずらくなっている。味方の怪獣、敵の怪獣を人間のエゴで分けていいと思う。それでも子供は全然楽しみますから。大人も割り切れると思います。ドラマとして面白いのが一番です。
怪獣の演出は使い回しを逆手にとって、説明を最小限にして、活躍のほうに力を入れているのが感心しました。それでも予算の内でのシーンなので制約があります。
怪獣のキャラクターからくる事件というのがとても上手いです。怪獣のほうが一枚上わ手というのが二話分見て非常に面白かったです。こういう演出、しっかりドラマです。
とまあ、色々書きましたが、結局はターゲットは子供なので(大きな子供というのもあるが)、子供が面白がれば全てが正解です。絶対正義 (?) です。