胸像(?) シリーズ第3弾、岡田奈々ちゃんです。いい顔してます。世界で一人の顔の持ち主、誰ともかぶらないタイプの顔です。いうまでもなくカワイイです。こういう娘は貴重なので、アイドルだとかAKB48だとか関係なしに、大事に育ててほしいです。ていうか大事に育てられているので大満足なんですけどね。いやぁ、ありがたいです。と、そんな思い入れのある奈々ちゃんの、個性際立つ顔、というか個性的な頭部全体を、ディフォルメした似顔絵的なものとして作りました。


まずは三面図的なものです。画像の大きさがほぼ原寸ですが、実物と比べると魚眼レンズ状態になっています。なるべく本来の形に写すべく、カメラと被写体の距離を空けるのだが、やはり中央が広く外側にいくほど小さくなってしまいます。そういう中でも原形に近い、平均的なものを選んで載せています。


ここからはイメージショットです。思うにまかせてどんどん撮って、その中からいいショットを選んで、更にその中から絞っています。厳選というよりは捨てきれなかったショット集になってます。何百枚も撮ってその中から10枚とかムリです。自己満足です。スミスセン。

今回の奈々ちゃんの顔は、3作目ということもあり、人間の顔のパーツ作りというものには慣れてきました。それと、目の前で見る模型の状態と、撮影したときの画像(拡大画像) の立体の違い、1本1本の線みたいなものも考えながら、前回、前々回の反省点を踏まえて形を作っていきました。


今回の顔のチャレンジポイントは口です。1、2作目と閉じた口で微笑んでいる状態でした。イラストでもそうですけど歯を1本1本描く(作る) ていうのはリアルになることはあっても、絶対にカワイクはならない。この壁を突破することが今回の目的でした。かなり削る盛るを繰り返し、微調整をやり続けました。悪くないところまでいってますが、もう一歩です。
タミヤのスミ入れがブチブチになってしまうのはしょうがないのかな。アップにはキツイので他のスミ入れ方法を考えたいと思います。
口の奥の影になっている部分は、その大きさから塗装は不可能と判断して、直接穴が開いてます。裏まで貫通しています。自然にできる影を利用しました。前歯2本の両隣の歯が、奥の影に溶け込むようにグラデーションがかかっていれば成功なんですが、いまひとつでした。
その次の隣の歯は八重歯です。奈々ちゃんの萌えポイントなので出したかったのだが、そこまでいくともう少し口を開けなければならないのでできませんでした。しかし、いつかは大きく開けた口にチャレンジしなければなりません。それでもカワイイと思える状態にするのはものすごく高いハードルです。


引き続きイメージショットの無限ギャラリーです。カオス状態です。

奈々ちゃんの特徴的な大きな耳。もうすこしキレイに作ればよかったです。塗装も皮膚の薄いところをもっと赤くして、他と差別化したほうがよかったです。透けている感じが欲しいです。塗り分けはしているんですけどね。
あと、たいていの人物写真は被写体となる人物はアゴを引きます。それにより耳の位置はまゆの横ぐらいに上ります。このポーズは、横から見ると結構不自然で、全体像が見えてしまう模型では作るのをためらってしまいます。しかし自分の作っているディフォルメした顔というのは、このアゴを引いた状態の顔を正面の顔として作っているので、耳を本来の位置より少し上げて着けてもいいのかなと思います。でも、そうするとアゴのラインが変ってしまうから難しいです。


目はいまだに模索中です。造形的な部分と技術的な部分です。造形的な部分は、立体そのものや、二重、まつ毛の表現、眼球と皮膚の間の赤身の部分、とくに目玉と赤身は地続きでつながっています。この部分がクリアーできれば、更に本物に近ずけることができます。目玉を取り外しにしている以上この課題は難しいです。
技術的なものは目玉です。今だに自分の出した条件をクリアーできていません。これは単に腕の問題です。一度、ドールアイを使ってみるとい手もありかもしれません。上手くいけばこのことに気をつかう必要がなくなりますから。


髪の毛作りも慣れてはきましたが、課題はまだまだ多いです。今回はポニーテールに挑戦しました。ポイントは髪の毛を引っぱり上げた結び目と、地肌から生える毛、という生え際の表現です。結び目と生え際については下の制作日記を見てください。まあ、難航しましたよ。
それとは別に、毛を貼り付けるのに接着方法としてアラビックヤマトのりを使っているのだが、何度も上を擦ると白く毛羽立ってくる。これを誤魔化すのにタミヤのスミ入れで毛の表面を黒く染めている。まあ、これでも問題はないのだが、よりキレイにするため、薄く塗れて透明な接着剤をネットで探しました。パーフェクトジェル グルーという商品が一番目的に合っていて、価格が1350円。高いです。100円ショップがメインの自分には高いです。でも、250mlを考えると意外に高くない。たぶん冗談ぬきで一生分です。自分はなんでもかんでもアラビックヤマトのりを使っていますが、コレ5本分ですからね。1本使いきるのにどれだけかかっているか。それを毛を貼り付けるためだけですから。と、思いましたがプラス送料でしたね。ガッカリです、全然ダメです。たのむよ!アマゾン、ビッグカメラ。特にアマゾン、そのメーカー取り扱ってんじゃん。 いいです、アラビックヤマトのりでガンバリます。


はい、無限ギャラリー終了です。アリガトウゴザイマシタ。

第3弾、岡田奈々ちゃんでした。奈々ちゃんで他にやりたいことはなんだろう。通常ヘアよりは耳を出したほうが断然カワイイので、今更ロングは作らないです。顔は今回のものに不満はないのでもっと上手く作るだけです。カワイイ八重歯が見えているところは作りたいですね。最近は、八重歯を見せるほどの表情をすることがなく、ちょっと寂しいですね。体当たり企画が少なくなっているから、そこまでの表情にならないんだよね。
あとは、奈々ちゃんに限らず、首から下をどうするかですね。だいたい大きさが1/6なので、ドールに合わせて作るというのがあるが、何か他に表現方法はないのかと考えます。このまま身体まで作るというのは絶対ムリです。超大作過ぎです。首の周りに襟を作るくらいは考えるんだけど、それプラス何かが欲しいです。今後の課題です。




■制作日記■

人の顔の造型というものをイラストと造型で探求していくという研究です。

2014年11月22日
岡田奈々を作る

あんにんの顔を複製して奈々ちゃんの顔のパーツバランスに配置変えします。
奈々ちゃんはその全てのパーツが独創的です。女性の顔研究家(?) としては興味津々ですよ。
女優やモデル、アーティストで個性際立つ顔、世界に一つしか無い顔のパターンです。我が強くないのでそんな感じに見えませんが。見抜ける人は見抜いてます。
人格は申し分ないので、あとは独自の美学、哲学を持てれば大物になる可能性大です。
正面(普通の角度) から見れば奈々ちゃんの顔が独創的なのはわかります。
奈々ちゃんのあのおでこはいったいどうなっているんだろう? そう考えたとき頭部の形と耳の存在が
絶妙なバランスを取っていることが見えてきました。デザイン、造型家にはたまらんラインだと思い
ます。顔についていいたいことが沢山あるのだが、言葉を選びます。ここで褒め言葉としても別のと
ころで本人の名誉を傷付けるようなことになるのは避けたいです。
こう並べていくと変な誤解を生みそうですが、もちろんカワイイことは大前提です。でなかったらイ
ラストも描きませんし、作りもしません。奈々ちゃんサイコー。


生駒ちゃんから耳を複製して移植しました。生駒ちゃんも大きな耳をしていますが、それより大きい
です。耳の移植後一回り大きくしました。着ける位置も後方に位置しています。
この段階で口以外は全ていじっています。口角を上げた口は殆どの人が同じなので自立った違いが無
い限りそのままです。実際どういう表情にするかはまだ決めてないので、まずは今の状態で似せられ
るところまでもっていきます。


〇2014年11月28日
顔作りの続きです。

耳を大きくしました。目玉を作りました。
AKBINGOを見ながら奈々ちゃんの耳を確認。大きくしたつもりの耳がもっと大きかったので修正しました。ついでに立体も確認するとレーダーのように湾曲していて、正面と斜め45°と横から見た状態でかなり形が変わります。こういうのは画像では確認できないので気付いてよかったです。耳の中の耳紋はあとで画像を見て作ります。

目玉と涙袋の間のピンク色の肉が問題です。これが作れない。立体として作ることはできるが、最終的な仕上がりの状態で本物のような再現ができない。最後にピンク色のねんど的なものを隙間に充填するのが理想なのだが、今のところは塗装でどう誤魔化すかで処理するしかないです。


〇2015年1月21日
久しぶりの更新です。

あんにん、生駒ちゃんの制作が終ったので奈々ちゃんの作業再開です。
現在の状態です。
顔はまったくいじっていません。前回のままです。
目玉は新たに作りました。

今回は目を作り裏に目玉をあてるのではなく、目玉を置いて、その上にまぶたなどの目を作る方法をしてみます。
これは、前からいってる目玉の光問題を、なるべく実際の人間の目に近ずけるための方法です。

一度、目を削り取り、新たに目を作り直しました。
生駒ちゃんの時の目の改修と同じように、目が正面に付いている状態に直しました。

目玉の位置を先に決め、その上に涙袋、まぶたの順に、あたりになる部分を作りました。
そのあとに各部のディティールを作っていきます。

目玉を入れた状態です。これでもたぶん目の光が同じ位置にくるのは難しいと思います。やらないよりはやったほうがマシということです。
実際、瞳に映る光は、瞳の上のレンズに映る光なので、それが上手く作れなければ理想の光は得られません。

今回、1作目あんにん、2作目生駒ちゃんと作ってきて、6分1位の頭を拡大画像にしたときの注意点
というのがわかってきました。今までは目の前にある模型として作っていましたが、今回からは、
拡大画像を前提にして作っていきます。


〇2015年1月25日
首と口を作りました。

首を作ります。
今回ポーズは特になく、正面を見ている状態です。奈々ちゃん=リアクションというイメージはありませんが、
スタジオ収録をよく見ていると、他の誰よりも一番動いています。常にカメラでぬかれたときのことを考えてい
るのでしょうか。見て、見てというより、やはりマジメだなという印象です。ガンバって仕事してるなといつも
感心しています。どんなときでも手を抜かない。
あと、これはクセといっていいのかな、昔から奈々ちゃんはとなりの子を触る(?) クセがある。これは奈々ちゃん
の萌えポイントなんだけど、これをポーズにするのは難しい。首までしか作らないからポーズといってもなんだ
が、首から下に動きがあるようにイメージできる首の動きを考えたい。いいものが思いつかず、正面向きです。

最近では、おゆまるというねんどでパテ盛りをしていましたが、今回は紙で芯を作ってエポパテを盛ります。
おゆまるにパテを盛ると、パテの熱乾燥ができません。熱でねんどの形が崩れます。一緒に作った形も崩れてし
まいます。
紙でここまでの芯を作るのは結構大変なのだが、その後のパテ盛り作業は楽になります。紙の表面にはのりが塗っ
てあるので乾燥後剥がせます。

首は、真正面は以外に難しい。ねじったり、上を向いたり、下を向いたりしたほうが、表情がついて作りやすい。
あと、首の途中で切るのが難しい。鎖骨を途中で切るのは難しいので、その上で切りました。

口は今回薄く開けて笑っている状態です。
今回のこの口はかなり難しい。今だに調整中です。
実際、少し歯を見せる笑顔より、口を閉じて笑った笑顔のほうが、より笑顔になります。選択ミスをしてしまっ
たと少し後悔しています。でもいつかは大きく開けた口にチャレンジしなければならないので、その前哨戦とい
うことで、まずは歯を少し見せる笑顔です。


〇2015年1月27日
エポパテによる造型が終りました。

今回、髪の毛は次のステップに移ります。ウィッグが作れるようになったからといって(まだまだ研究途中ですが)、
どんな髪型でも再現できるというわけではありません。
髪の毛作りの中で一番の難問は生え際です。皮膚から直接、毛が生えているところが見える場所です。髪型によって
この生え際は色々なパターンがあるので、ケース・バイ・ケースの対応になります。

今回はポニーテールに兆戦しようと思います。今回のポニーテールの髪型は、AKBINGO!で奈々ちゃんがしていたも
のを参考に作ります。ポニーテールは髪全体を後方に引っぱるものですが、今回のものは、モロに生え際が見えてい
る箇所はこめかみだけで、襟足はゆったりしているといったものです。


今回のポニーテール作りのアイデアは、サフを吹き塗装した表面には、毛をのりで貼り付けることはできないので、紙で作った頭皮と、顔の皮膚の表面を地続きにさせるというものです。

生え際と何もない皮膚は、表面上色が違って見えます。そこを境目にして頭部を切り取り、境目の溝(線) をほつれ毛で誤魔化そうという試みです。

熱を加え、柔らかくなった表面を切ります。熱で全体的に柔らかくなるので慎重にやらなければ、薄いところがひび割れたりして被害が大きくなります。切り取った後頭部を十字に切り、間を詰め、紙一枚分の段差を切り口の外周に作ります。
このあと肌色の紙を表面に貼り、更に髪型のベースになる黒い型を紙で作っていきます。
肌色の紙は色画用紙が望ましいです。のりの定着は紙そのものが一番いいからです。グラデーションを塗るに
も、絵の具のような紙の材質を変えないものを使いたい。今、近所の文具店て単品売りとかしてるのかな。

口を微調整して、首を、アゴのラインを消して、首からアゴに皮膚が繋がる感じに修正しました。最後に耳を
作り顔の造型部分は全て終りました。
頭部が外せるので、目玉の設置が楽です。前の2作品は、ピンセットで後ろの穴から差し込んで、位置の微調節をしていましたから。

頭部の固定は、前髪の型を先端に貼り付けるので、それが挟み込むことにより固定化します。あとは耳が脇を抑えるので、位置はズレないと思います。基本的には逆さまにはしないのでこれで十分だと思います。

これでサフ作業に入ります。今回アマゾンで0.3ミリのエアブラシを(2千円の安いもの) 買いました。
初めてのダブルアクションです。あとサーフェイサーてビン入りがあり、エアブラシで吹くというの
を始めて知りました。ビックリです。さっそく一緒に肌色のビンサフ(面白いものがいっぱいあるんで
すね) を買入しました。

今回のエアブラシには色々あり、レビューも読み、安くても何とかいけるんじゃないかと購入しました
が、レビューにも書いてあった別商品のHD-130というのが届き、クレーム返品をしようかと思ったが、
ネットで調ると、結果HD-130のほうが本来の商品よりいいらしいということが判りそのままにしている。
値段は130のほうが安いから損ちゃソンだが、手間ヒマを考えるとね。
まあ、ケガの巧妙ということだ。

アマゾンの安いエアブラシは、画像を見たかぎりだと、商品名は違っても全てHD-130という商品であ
る。(保障は無い) あは値段と送料の問題です。ネットでの使用感想も問題ないので、使ってみて問題
が無ければ、これからはHD-130目当てで買いたいと思います。


〇2015年1月30
顔の塗装をしました。

ウィッグ制作に入る前に、全体のイメージをつかむために顔の塗装をします。
サフを吹き表面処理をして塗装しました。ビン入りのサフを薄めてエアブラシで吹くというのが初めて
なので、なかなか要領を得ません。サフの薄める配分、吹き方、キズの埋め方、表面全体の磨き方、コ
ツをつかむまでもう少しかかりそうです。
顔の塗装は、自分の中での3段目としている基本の肌色にタン系の(肌色の横にタンが載っていたので注
文したら自分の使っているものとは違っていた。ラベルが無いので何色かわからない) 色を2回まで混ぜ
たところまでです。肌色→タン混ぜ中間→タン混ぜ濃いの3回です。
このあとに直接的なカゲを表現する黒系を混ぜた色で2段回吹きます。最後に光部分を肌色と肌色白混ぜ
で2段回吹きます。ここまでが自分の肌表現です。まつ毛、まゆ、クチビル、ほほの赤みはまた別です。

髪の毛の制作に入ります。
まずは地肌が露出する部分に肌色の紙をのりで貼ります。ここで色の選択ミスをしました。
生え際は毛のカゲになる部分なので、濃い色になると考えていたが、実際見ると肌より白くなってい
る。普段、日に当たらないので生っちろい状態の肌なのです。なのであとで白く塗りました。

今回は、表面にのみ毛を貼って髪型を表現する形をとります。
今回のポニーテールの後ろ髪は、キュッと上げず、ゆったりしてます。紙の帯を重ね合わせ形を作ります。岡っ引き状態になりました。

次に前髪、生え際を作ります。

前髪も生え際も先端は毛で表現するので、その手前までの部分を黒く作ります。
前髪はカールしてあり立体的になっています。毛でこの表現はできないので立体を作っておきます。

後ろに伸びた帯を適当な長さに切って、一本づつ折りたたみ貼り付けます。
更に髪のボリュームの足りない部分や、形がいびつになっている部分に紙を足していきます。
形ができたら充分に乾燥させます。その後、指に水を付け、全体をなでて形をなじませ整えます。

これで、毛を貼り付ける前の下地作りは終りです。


最後に100円ショプのウィッグを紹介します。
これが自分の使っている毛のもとなのですが、どうもこれはキャンドゥのみの販売ですね。ダイソーで
ウィッグが売っているかは確認できていません。
頭のおダンゴ専用で、ゴムで輪っかになっています。これを分解して使います。
髪の毛を自作しようなどという奇特な人はいないと思いますが、何かできると思って買った人に説明を
します。
これの分解はちょっと難しいので解説をします。
まずゴムの結び目を探してそれを切ります。そうしたらゴムを引き抜きます。
次に、そのすぐ側に糸の結び目があります。それを切ります。これで輪は解けます。
長く繋がったワカメのような状態になった毛の束は、三つ編みのようにねじりながら二本を絡めています。
それを両端のどちらからでもいいので解いていきます。これで分解完了です。
毛の束の中には本数の多い部分と少ない部分があります。束になった根本ごと使うならこれらを使いわけ
ます。


〇2015年2月2日
顔の塗装が終わりました。

目玉です。
購入したエアブラシを早速使いましたが、そういうことではなかったようです。

エアブラシはまだ使い勝手がよくわからず、苦戦しましたが、エアブラシそのものには問題はないようです。洗った後の塗料が底に溜まる構造になっていて、分解しないとキレイに出来ないのは困りますが、こちらの使い方しだいといった感じです。
今回の目でいえば、瞳のふちと上下のカゲですが、ここの線に沿ってボカシを入れればいいというような
ものはなく、完全に目分量でまつ毛の下のカゲと、涙袋の隙間のカゲを目玉がはまってない状態で塗るの
で、エアブラシが細く吹れればいいという問題ではなかったという結果です。

今回のエアブラシを使ってみて、今回細吹きに関しては、塗料の濃度とエアーの量が一番重要な気がしま
した。これができた上でのメカの性能という気がします。

実際にこの目玉でやりたい塗装は、瞳の、ふちがボケた完全な円。白目の球体の立体を表現する、上下か
らの薄いブルーのグラデーション(今気付きました。これ違ってます。後方から手前に向かって全体です。
あとで修正します)。まつ毛のカゲと、涙袋との隙間のカゲ。そして目玉そのもののカゲです。エアブラシ
が細く吹ければ、どうにかなるということではなかったですね。でもまだ諦めたわけではないので、解決
策を見つけようと思います。

顔の塗装です。いつものように立体の陰影に任せず、絵として表面に描き込んでいます。口などの細かい
ところは、結局のところ筆で塗りました。あまりに小さいので逆にエアブラシは無理でした。
エアブラシは筆ムラの修正や、境目のボカシなどに使用しました。よくよく考えれば、この小さなクチビ
ルと歯をミスなしでエアブラシで描き込むのは、無理のような気がします。マスキングという手もあるが
どうだろう。エアブラシに拘る必要もないのだろうけど、ベストな方法がまだ見つからない。

目玉を入れた状態です。この段階で上手くいっているかどうかが初めて確認できます。
まずまずだと思います。一発OKはまずでないので、ここからいかに修正できるかを考えます。
まゆ毛は前髪がかかるので多少のミスはかまいません。目は、右目の二重の鼻側が開いているのが気にな
るのと、涙袋の目尻側の盛りが足りないのが気になります。どちらもあらためてパテ盛り、そして塗装と
いうことになるので判断が難しいところです。左目は、目頭の切れ込みの先端をやわらかくする。あとは
鼻スジが立ちすぎているので、エッジを削り柔らかくするといったところです。
ただ、塗装後に削る、盛る、そして塗装はかなりキビシい。下手をすれば塗装しなおしになりかねない。
幸い素材にしたエポパテが肌色に近いのと、吹いたサーフェイサーが肌色なので、修正あとを誤魔化すの
はそんなに苦ではないと思う。髪の毛をのせた状態で気にならなければ特にしないのだが。

頭部を乗せた状態です。まゆが前髪で隠れるだけでイメージはだいぶ変わります。頭部も毛を貼り付け
て少し膨らみます。まあ、実際作ってみないとどうなるかわかりません。


〇2015年2月3日
前回の修正ポイントの直し。

髪の毛を作ってから、直す直さないを決めようと思いましたが、どうしても気になるので直しました。
右目の二重と涙袋、左目の目頭にパテを盛りました。それと鼻のエッジを削りました。塗装はまだしてま
せんが、これくらいなら、修正部の再塗装による被害を出さずにすみそうです。


〇2015年2月4日
修正ポイントの塗装をしました。

塗装の前に左目の涙袋を盛りました。
だいぶ良くなってきました。あと気になるのはまゆ毛なんだけど、もう少し下に移動させたい。さすがに
これは、ちょっと無理です。まゆ毛は、左の端が前髪の隙間から少しのぞくだけで、右は完全に隠れてし
まうので問題はないかと。

塗装は今回苦戦しました。ダブルアクションもメインとして作い続けるか迷ってます。まだ使い慣れない
というのもありますが、ほんとに細いところでもない限り、かなり細かいとこまでシングルで対応できて
しまいます。取り回しもシングルのほうが楽です。何より直感で吹けるのがいいです。ダブルアクション
もコンプレッサーの環境が変ればまた違うと思います。自分のは音がうるさく一定量のエアーしか送れな
いものなので、そこがダブルアクションを使うにはキツイのだと思います。

今回塗装で苦労したのは、基本色として作うMr.カラーのキャラクターフレッシュという色です。あんに
ん、生駒ちゃんのときは何の問題もなく使えたが、今回なぜかくすんだグレーになる現象が起こった。
単色で塗って混ぜてはいない。新しいビンを開けてもなる。何時、どんな状態でもなる。塗り重ねていけ
ば肌色に見えてくるのかと思ったがやっぱりならない。
せっかく上手くできたところに肌色を吹いてグレーになる。このミスの修正にどれだけ費やしたか。
何だろうね、いったい。



〇2015年2月5日
髪の毛の制作に入ります。

まずは襟足からです。
のりで毛を貼り付けます。今回ちょっと厚めに盛ったので、あとから瞬着で固定しました。
画像ではわかりずらいですが、のりや瞬着で白くなってしまった毛をタミヤのスミ入れで黒く染めて
ます。

サイドの生え際です。ここは、のりオンリーです。
もみあげと、細かいほつれ毛は最後に作ります。
顔と頭のパーツの境目は、ほつれ毛を配置して誤魔化します。

グルッと一回り毛を貼り終わりました。

ここからが問題です。後ろの伸びた毛を束ねて縛るか、それともポニーテールの結び目のところまでで毛を切りまとめるかです。
結び目から先は、別パーツで作ることは決まっています。

ここは失敗できない選択です。全部やり直しになってしまいます。

取り合えず絡まった毛が作業しずらいので、クセを取ります。
ハブラシに水を含ませて、毛を整えます。
形を固定して熱を加えます。

この作業をするまでは、結び目のところまでで毛を切り、一度、丸い頭を作る考えでいこうと思ってましたが、左の画像をした状態が結構いい感じでしたので、毛を縛る方向に決めました。

ポニーテールの結び目の位置に穴を開け、爪楊枝を刺し、角度を決めて瞬着で固定します。
棒を心棒にして、毛をまとめ糸で縛ります。
この形にするまで、かなり苦戦しました。

ここでちょっとインターバルです。
これはポニーテールのテール部分ですが、クセを矯正するために糸で縛って熱湯に浸したものです。
ぬるくなるまで漬けていましたが、取り出したらこの形で固定されてました。
この実験結果はうまく使えそうです。(このポニーテールは形が戻らず失敗です。)


なんやかんやあって結局失敗して大泣きました。
一旦縛った結び目に、瞬着をたっぷり染み込ませて毛を固定、その後切り詰めていったら毛がバラバラ
とほどけてしまって大惨劇ですよ。もうブンぶくれですよ。
このことは予測していたので、徐々に切り詰め、そのつど瞬着を染み込ませ作業していました。でも、
最後の最後で毛がバラバラと外れていきアワワ、アワワですよ。
また、中途半端に外れたから結び目を外すこともできず、当初の結び目なしの丸頭にもできず、のりと
瞬着で無理矢理かたちにすることになりました。なんか汚くなっちゃってやる気ゼロです。

不幸中の幸いとしては、最終アップ用の画像を撮るときここは死角になるのと、撮るとしても1カット、
そして黒くつぶれてしまえばほとんどわからないというのが救いです。

ポニーテールは熱湯でクセをつけたものです。糸で縛り任意の形にして、熱湯に30秒ほどつけ、その後、
指で押さえ形を固定して冷えるのを待ちます。画像はまだ濡れていてまとまっています。あとで乾燥し
たらほぐします。
ポニーテールの結び目は、応急処置でここまでにしました。作業を放り出し、ふて寝して、心と頭をリセットしたので、形をキレイに整えていく作業をしたいと思います。
結び目はもう少し短くするのと、軸がずれてしまったので作り直します。
たぶん、また被害が出ることは予想されるので、それ前提で作業します。


〇2015年2月6日
髪の毛の続きです。

まず前回の直しからです。
後頭部の毛の集まりと結び目、それとポニーテールの中心軸を直しました。
なんとか誤魔化せる状態にまでもっていくことができました。

ここから再スタートです。
もみあげです。まずは耳にかかる部分を作ります。
もみあげは、頭部パーツからはみ出して付きます。 毛にのりを着け、机の上でナイフで平たく
板状にします。それを乾燥させるとホチキスのつながった芯のようになります。その裏に瞬着を
塗ることでバラけない板になります。それを瞬着で貼り付けています。

続いてちょろっと毛を貼り付けます。
こういうチョロッとした毛は、短い毛をピンセットでというのもありですが、長い毛をのりで貼り付け、乾いてから切り揃えたほうが簡単にできます。

サイドのほつれ毛と襟足のほつれ毛です。
サイドのほつれ毛は頭部パーツと顔パーツの境目を誤魔化すための配置になっています。
直接ミゾに毛を貼り付ける予定でしたが、浮いた状態で付いてます。ミゾにできるカゲが毛が
集ってできた線のように見える感じになります。

襟足のほつれ毛は、実際には少し間を開けて肌から生えています。塗装した肌には毛は付けら
れないので、雰囲気ということで。

これで残すは前髪のみとなりました。前髪は前髪で苦戦の予感がしてるんだよね。あと、まゆ
まで前髪が降りたら奈々ちゃんに見えるのかどうか、というのもあります。


〇2015年2月8日
前髪の制作、そして終了です。

前髪の制作です。
前髪の厚みをだすために下に一段貼っておきます。右2枚は横の長い毛を貼り付けたものです。だん
だん形になってきました。

最後に前髪全体に毛を張り付けていきます。
これで完成なのですが、なんかちょっと違うかな。前髪はもうちょっと微調整をしたいと思います。
前髪は先端をきっちり揃えたほうがらしいのかな。この上の上の画像の右側の画像が一番らしい感じ
が出ています。

このあとは全体の微調整をしてアップ用の撮影に入ります。
のりの接着部は白くけばだってしまうところが多く、修正しきれない部分はタミヤのスミ入れを使い
誤魔化します。あとは黒い髪の毛に小さなホコリが目立ちます。これを取るときに毛が引っ張られて
外れるときがあります。これらはイライラの原因になります。

今のところのりを使って毛を貼り付けていますが、パーフェクトな処理とはいえません。のりに変わ
る接着方法はないかと探しています。グルーガン、グルースティックというものがあります。存在は
昔から知っていたものの、現在までの工作で、のりで用は済んでいたので特に必要としませんでした
が、100円ショツプなどでも購入できるので試してもいいのかもしれません。
グルーが乾燥後白くなるというイメージがあるのと、厚みができてしまうのではないかというのが心
配です。グルーの濃度調節とかできたらいいんですけどね。使ってみないとわかりませんが。
グルーはグルーで随分世界が広がっているようです。おもに女子のアクセサリーや作りもののお菓子
など、そちらの技術も応用できればと思っています。