sculptureシリーズ1作目は、あんにんこと入山杏奈さんです。自分の作品の裏テーマとして常にある、女性の顔の探究と不気味の谷現象との戦いというものがある。無謀にも立体での戦いに挑んでみた。まったくの手探り状態から始めて何とか形にできました。今回のあんにんはイラストで一番多く描いていて、顔の構造をよくわかっているので、頭の中での立体のイメージが作りやすかったです。とはいえ実際に立体を作るのは別問題です。立体のモデルにしたあんにんは、テレビで見るあんにんではなく、ブログでよく見る自撮りの画像です。参考用にチョイスした画像20枚程を顔だけ切り取り、ズラっと貼り付けてのスタートです。

パーツ分割です。顔と目はエポパテで作り、髪の毛は紙で作ってあります。

作品の原寸大です。首から下の身体を想定して全高を考えると37センチ位になるので1/6スケール位なのかな。市販されている人形などに合わせては作っていません。自分の中で考えている人の顔を作り込めるのがこの大きさです。この画像と目の前に置いてある実物を見比べると結構違います。やはり画像は接写せざるおえない分湾曲してます。中心が大きくなり、外側にいくほど小さくなります。メカものなら気になりませんが、人の顔となると困ります。この画像でいうと鼻が大きくなり頭が小さくなってます。左の画像は中心がホッペなため被害が少なく一番原物に近いです。


髪の毛を外した状態のスキンヘッドです。
1作目ということもあり、顔以外の頭部は失敗してます。髪の毛で隠れるところなのでどんな形をしていても構わないのですが、ここをしっかり作らないとそこに生える髪の毛、おでこ、目尻、ホホ、耳とそこからのアゴのライン、そして首、全てが上手く作れません。今後の課題になります。
基本塗装はMr.カラーの肌色をエアブラシで吹きました。この立体物に対する塗装ではなく、この立体のキャンバスの上にイラストを描くという考え方で塗装作業をしました。立体による陰影に任せている部分は全くありません。全て絵として描き込んでいます。また、カゲに近いほどツヤ消しにして、光に近いほど光沢で塗装しました。リアルイラストで培った技術です。細かいところは筆塗りです。クチビルは筆で塗ったあと、リンカクをエアブラシを使って肌色でボカシてます。細かなカゲはタミヤのスミ入れを使ってます。うちのエアブラシはミリ単位が吹けません。これらのものはエアブラシで処理したいです。まゆ毛は下地に薄くカゲを吹いたあと毛先がボロボロになった筆でドライブラシしました。予定では習字のはらいのときの細くかすれた複数の線を考えていましたが、ラッカーだと上手くいきませんね。瞳の円は10年前のガンダムマーカーのスミ入れ用が奇跡的に使えたのでそれでで描きました。




完成品になります。自分がこうなるだろうと頭の中で予想していたものに対して、80点位かな。1作目だから作れないというのも予想していたので、ここまでできて満足はしています。なんだろ、やっぱり髪の毛なのかな。髪の毛は形自体を失敗しているということもあるが、(後頭部が足りないことが全体のシルエットに影響している)やはり質感の問題か。この画像は拡大されており、実物は気にならない感じだが、やはり気になる。カツラを自作することは可能なのだろうか? 毛の代用品は見つかると思うが、どうやってそれをカツラの状態にまでもっていくかだ。今回の髪の毛は紙を柵切りしたものを1本1本貼り付けたものです。このアイデアも充分いいのですが、更に先があると思います。完成形の理想はまだまだ上です。
さて、あんにんということで作っていますがどうだろう?・・・ イヤッ聞きたくない。あくまでも”ぽく”です。それにブログの自撮りは、ある意味あんにんであってあんにんではなく、実在しない人物ともいえる。などと言い訳をしてますが、これをクリアできないと作った意味がない。自己採点では”ぽく”ぐらいはイケたんじゃないかと思っています。あんにんはあとあとリベンジでまた作ります。


この1枚だけ首の下をフォトショップで延長してみました。


sculptureシリーズ1作目入山杏奈でした。色々問題が発生しましたが、それを解決して、そして先の道が示される。なかなかに楽しかったです。未知なるものへのチャレンジはオモシロイです。なんで変わったものばかり作るのかというと、既に作られた道は険しさしかないからです。一番になれない限りは、手前の人に追い着けるかしかないですから。自分の非力を恨むしかありません。実力のカゲには必ず運があります。努力のカゲにも必ず運があります。この運を引き寄せた者が上に上がることができるのです。それが現実です。どっぷりマイナス思考の自分なので、群れないところでお山の大将気分を味わいたいというのが本根です。マイナス思考ならではのポジティブプラス思考が、自分の作品作りになっています。




■制作日記■

UFOの仕上げは続行するとして新コーナーです。
3Dプリンターの可能性は色々と考える。とその前に3D制作ソフトが問題だ。今現在詳しい現状は知らないが、
ハリウッドで使っているようなCG制作ソフトが、お金さえ払らえば誰でも手に入る。それらによって作られた
3DCGモデルの画像がネットには溢れている。日本で見たことは自分の中ではない。(そんなに古くはない時代
のゲーム制作現場でポリゴンを組み立てているのを見た記憶がある。よく知らないのでゴメン。) 日本ではまだ
そんなに普及してないのだろうか?
この超高い3Dソフトを使うと素人が見るとビックリするような作品がどんどん作れる。センスが金で買えると
いっていい。だがあくまでも画像、映像止まりだ。そこに3Dプリンターだ。それらのCG作品を立体として排出
されたら、デザインや模型といった分野はどんな道を進むのだろう。 個人の持つセンスというものはどういう
扱いをされていくのだろう。アナログ人間はどんどん置いていかれてしまうのだろうか?

と、前置きが長かったですが、3Dプリンターは ”不気味の谷現象” を越えられるのか? という問題があります。
(スミマセン前置きパート2です。) リアルCGキャラに付きまとう問題ですが最近は聞かなくなりました。そして
人間の顔の立体化にもこの不気味の谷問題は永遠のテーマです。
バイオハザードやファイナル・ファンタジーのリアルキャラクターは充分に煩悩が沸きます。だったらこのデー
ターをそのままプリンターで排出すれば、夢の立体モデルが出来るのでは? 破状することなく煩悩の沸くリアル
な人の顔が作れるのではないかと。

そんなことを考えていたとき思い付きました。(ゴメンナサイやっと本題です。) そういえば自分はどうなんだと。
3DCGもプリンターもないが、絵を描いて立体が作れるなら、この不気味の谷に挑戦してみようかと考えました。
しかもアイドルネタで。


20014年10月28日
ネタ選び。

さて、あまりにも未知すぎてどうなるかわかりません。散々たる結果になるかもしれません。
一応考えている制作ポイントは、
〇胸像です。もしかしたら首までしかないかもしれません。
〇そのまま人間の顔を立体化はしません。ディフォルメをして自分のやっている似顔絵の立体化です。
〇結果本人ぽいと感じれば成功です。もちろん煩悩を感じとれることが前提です。
つまりこういうことです。実在するアイドルをカワイイと感じとれる状態でリアルCGキャラクターにして、それを3D
プリンターで立体化する。ということを手で作るということです。(長い前置きがやっと活きた。)

で、作るとなればやはりあんにんになってしまう。作り易いかどうかはわからないが、特徴があるのでわかりやすいと思
う。

最近本格復帰を果たしたようだが、番組を録るだけとって見てはいない。ブログのほうもずっと覗いてなく、自分のあん
にんブランクが大きくてビビッて見れません。そのかわりにネットで集めた画像をジグソーパズルにして今日やってます。
ずっと続けているものを途中で間あけちゃうと復帰するのが大変なんですよね。


2014年11月1
素材選び。

まずは素材を何で作るかです。やっぱりフィギュアはスカルピーなのか?
悩んだ挙句、使いやすいいつものエポパテでいくことにしました。
こちらはエポパテを中空にするための下地用です。ねんど系のものを探しに100円ショップにいって見つけたものです。
かるいかみねんどはどこの100円ショップにもあるけど、これは無いと思います。キャンドゥで買いましたが、在庫分
あっただけで、常時あるとは思えません。ただこの素材は見たことがあります。お湯に入れてゆるくなり、まるめると
スーパーボールになるというやつ。
試しに買って使ってみたところこれは使えます。今回の作業に大活躍しています。
基本的に細かい作業はできません。あと温めてゆるくする方法ですが、使いたい時にすぐ使うことがムズカしいと思い
ます。自分は電熱ヒーターの前に置いて、常時ゆるくしているので問題ないのですが。
だだこの商品の一番の利点は直接エポパテを塗っても、綺麗に外れることです。パテを盛るときも、なんの問題も無く
盛れます。着きずらいということはありません。
あとは温めてゆるくして外すのではなく、固まった状態で外すことです。右側の画像のように外しずらければ、いくらか
ほじって引っ掛ける隙間を作ります。砕けた部分も温ためれば、もとのねんどに一体化します。


まあ、色々紆余曲折した結果こうなりました。
あんにんに見えるかどうかは置いといて、顔の表面のお面だけ作ればいいかと思っていたけどあまかったです。
こめかみやほほの角度は耳側のほうから伸びているもので、実際作らないとその角度が読めません。
イラスト描く人は経験あると思いますが、紙の外に手足、身体が出てると、絵の切れている部分が描きずらい、といえばわかるかな? それの立体版です。

あんにんですが、通常普通に見れば面長ですが、今回はブログでよく見る自撮りの写真を参考にしています。
お目めパッチリといきたいところですが、あえて微笑んでいる表情を選んでいます。イラストもそうですが、実物の人間
とマンガの違いにいつもジレンマを抱いています。
マンガの場合、口を大きく開けて笑い口。そしてお目めパッチリで楽しく笑らっているイメージがだせます。一にも二に
もまずはこの絵ですよね。
でも実際の人間でこれはムリなんですよね。どうせ作るなら(描くなら)パッチリお目めがいいに決まっています。でもそ
れってほぼ無表情なんですよね。現実は。
楽しそうに笑えば目は細くなります、必ず。どっちを取るかのジレンマをいつも感じてう~んウン唸ってます。

あんにんのほうは髪の毛や目、まつ毛、まゆ毛がはっきりしないと何ともいえませんが、今の段階ではこれが精一杯です。
各パーツは参考にした写真どうりですが、バランスをずらしているので別人になってしまうかもしれません。最後までやっ
てみないとわかりませんね。


とにかく作らないとそれぞれのバランスがわからないので、見えないところも作っていきます。この手のものを作る勉強だ
と思って作ります。
上で書いたねんどの作い方です。帯の部分はいつも通りの紙で型を作ってエポパテを盛ったものです。透明の黄緑のものがねんどです。このように張り付け裏打ちします。帯が無くてもねんどは形を維持します。あとはエポパテを盛り固まったらねんどを外します。

このような延長は、今までは紙かかみねんどでやっていましたが、板状のものは紙、曲面はこのねんどでやっていこうと思います。

今現在ここまでできています。顔の左側は完全に髪の毛で隠れるので作りません。
一段落ついたので、とりあえず一旦中断しておいて、UFOの仕上げに戻りたいと思います。

現時点での問題点。
まずは目です。ドールアイを使うかどうかですが、一番近くて東急ハンズです。今回は見送ろうかと思っています。
一応目は裏からあてているので、外して交換可能の状態にしてあります。もともとは塗装の問題を回避するためです。
つぎに髪の毛ですがドール用のウィッグかアニメキャラのフィギュアのような塊か。人間のフィギュアの固まった髪
の毛はパスしようと思っています。
今考えているのは紙で作る方法です。どうせ本物と同じようなものができないのなら、むしろ別方向に舵を切ります。
本来の紙の造型作家さんたちの作る、無数の折り目で作る繊細で芸術性の高いペーパーアート。あんなイメージを考え
ていますがどうなりますか。


2014年11月5日
髪の毛の制作です。

ちょとアイデアが閃いたので実験的に作ってみます。
紙で髪の毛を作るアイデアですが、自分がイラストで描く髪の毛の手順と同じ工程で作ってみようと思います。
植毛する土台を作り1本1本貼り付けていきます。紙を柵切りするのですが端と端が尖っている状態を切るには
とても手間がかかります。この状態になればプラだろうが何だろうが素材は何でもいいんですが、紙以外にで
きませんでした。

さらに土台を追加して植毛を続けます。
髪の毛はある程度できたら、のりを水で薄めたものを筆で全体的に塗り、一本一本ほつれないように固めてい
きます。

調子がでてきたのでどんどん増やします。
頭部の高さが足りなかったので設置面を浮かしています。
作業がムズかしくなってきたのでスタンドを作りました。


調子に乗り過ぎました。あまりにも無計画に進めたせいでカオス状態で手が入れられなくなりました。

上の画像の状態を維持しようと思いましたが困難になりました。
通常のフィギュア制作のように、髪の毛をブロックごとに分けて作るべきでした。
なにぶんアイデアを思いついたばかりなのでそこまで気が回りませんでした。
顔が外れなくなったり入らなくなったり、あちこち折れたりでストレス噴出です。

ここで一旦頭を冷やして、今の段階でまとめられる方法を考えます。
今回はこのアイデアを思いついたことで良しとします。


まとめました。
結局髪は首の切れ目で切断しました。スタンドはこの状態ではさらし首的なイメージが強いので止めました。
設置台くらいは作ろうと思います。
今回の形だったら、髪の毛を下ろした状態で胸の前で髪の毛をまとめて、髪パーツを前後に分けて、その間に
顔を挟み込むようにすれば完成度の高いものになったのではないかなと思います。

あと画像はあんにんぽく見えないものを避けてます。だからホントいうと上の画像はのせたくないです。
まゆなし、まつ毛黒なし、瞳なし状態はこんな感じす。イメージがつかめません。へんなはなし、逆に参考に
している本人の写真の目を白目に、そしてまゆを無くしてそれを参考に作れば、イイ感じで作れるんじゃない
かと考えることがある。白目の女性を見ながら作るのはどうかと思うが。


2014年11月10日
顔の調整に入る。

髪の毛の工作は終りましたので、顔の造型を進めたいと思います。
次回作のために顔の基本型として複製しようと思います。
今回から使っているねんどで複製の型を作ろうと思います。このねんど、暖めてゆるくしてもすぐ冷えて固くなって、細かい作業はムリでした。
ですが熱くすると水あめのような状態にまでなります。もしかしたらと思いテストしてみました。

まずは型取りしたい原形が熱に強いことが条件になりますが、強度のほうは弱くても可能です。
まずねんどをゆるくして、原形をおおいます。ざっとでかまいません。
その後一緒に加熱します。(温めるではなく加熱です。) 水あめ状態になったねんどは原形の隙間に流れこんでいきます。
注意点としては、熱に強い台を原形の下に敷くこと(紙の台紙で充分です)。溶けたねんどが加熱する床に着いて作業が困
難になります。
ねんどが水あめ状態なので凸部が薄くなってきます。追加のねんどを盛るか、流れたねんどを引き戻してください。
原形とねんどの隙間にあった空気が気泡になるので、つついて潰すなり、その部分を練ったりして空気を逃がしてくださ
い。今回はここまで考えがいたらず気泡を作ってしまいました。
これで冷えて固まれば、あとは少しづつ型を剥がしていきます。この一連の工程をうまくやれば100%に近い複製の型が
作れます。型は何度でも使えます。問題は加熱する環境ですかね。自分は冬暖房の電熱ヒーターの前に置いてねんどを溶
かしてます。この手の焼く処理にはトースターがポピュラーですが、電子レンジとかありなのかな? 怖いんですけど。


あんにんの顔は現在こんな感じです。
第一弾なので反省点も色々あり、もう後戻りできないところもあって、今の形を修正していき形に
していくしかないです。丸ごと直したい部分とかあります。特に表面の顔とそれ以外の頭部とのバ
ランスですね。今回のは人のバランスではなく、ディフォルメされたバランスなので、目、鼻、ロ、
耳、頭、髪がそれぞれを活かすバランスを考えなくてはならない。もちろんあんにんとして。
今は顔を少しづつ削り、頭部とのバランスを調節しているところです。なかなか頭の中にあるイメー
ジになりません。


2014年11月12日
顔の造型がほぼ終了しました。

これで顔の基本的な作りは終わりにしたいと思います。
画像とにらめっこしながら名部分のすり合わせをやり続け、これ以上やってもどうどう巡りで終りが見えません。
ここで踏ん切りをつけサフ作業をして、表面の質感を均一にしたいと思います。サフを吹いたらもう熱処理はでき
なくなるので、結構決断どころです。
前回までのバランスの問題はこれが限界です。かなり顔を削りました。あとはこの顔のバランスでどこまであんに
んに近ずけられるかです。


2014年11月14日
サフ作業を開始しました。

サフを吹く前にもう一度、あんにんの画像と見比べて直しました。そしてサフ開始です。
アバター状態ですが、最初としてはいい感じだと思います。
この画像で気になるのは、首が鋭角すぎなので丸くするのと、下からの照り返しのせいとは思うが、耳側のホホを削ろうと思う。あとは左側から撮ったときの髪の毛のボリュームが気になります。もう紙はのりで着かないので困ります。着くのは瞬着しかありません。

パッと見たところ、こんな感じでしょうか。


2014年11月17日
処理作業を続けてます。

ほぼ最終状態です。
スキンヘッドは頭部はおでこまでで、そこから後ろにかけてはインチキです。耳なんかはかなり後方に付け直しましたが
実際はもうちょい後ろです。それにしたがって後頭部もずれ、それとのバランスで頭頂部も高さが変ります。もう気にな
るところをやり続けたらキリがないです。今回はここら辺で手を打ちます。

髪の毛は足りない部分を植毛して形になりました。髪の毛を被せた状態で見る顔としてはこんな感じかなと。
あんにんというより柏木由紀ぽいですが、今更もうどうにもなりません。このままいきます。

さて、ここから塗装になりますが、実は塗装が一番大事。人の顔はその形そのものが目に見えているのではな
く、そこに塗られた化粧によって作られた絵を見ているのです。女性がメイクでこれだけ変わりますは、ネッ
トでは御なじみです。
そして、3Dプリンターで作る、人の顔をデータ化して作る顔が本人クリソツなのは、実は本人の顔の立体の上
に本人の顔写真が転写されている(制作工程は違いますが結果としてそういうことです。) 状態になることがカ
ラクリなのです。そりゃ写真が本人ソックリなのは当たり前です。
なので、この上にあんにんの写真を転写出来ればリアルに作れると思います。とまあ、そういうわけにもいか
ず塗装をするわけですが、この2つの事例を頭に置いて塗装をすれば何か活路が見い出せると思っています。
あとは一にも二にも自分の塗装技術なわけですが、うちのエアブラシは音がうるさくミリ単位を吹けない仕様
なので、さてどうなりますか。


〇2014年11月28日
塗装を開始しました。

フィギュアの塗装の仕方みたいなものがあるが知らない。今回は自分のイラストの塗り方を再現してみる。
まったくの手探り状態で始めます。画像で見るとただ肌色を塗っただけのように見えますが、暗い、明るい、
光っている、つや消しなどをイラストを思い出しながらエアブラシで吹いていきます。
とにかく失敗が怖くて怖くてしょうがないです。上手くいったらもうそのまま固定したいです。失敗して拭き
取ってもそれまでのものは維持できるようにしたい。ヒストリー機能が欲しい。


〇2014年11月30日
取りあえず塗装を終了。

思い付くこと、やれることをやってみました。見た目にはやった感はありましたが、画像を撮ったとたんに
ガッカリ感が噴出です。
ここまでは完成が見えないので、イラストの塗りの再現をひたすら続ける。
エアブラシはミリ単位が吹けないやつなのでだましだまし吹きました。
目はやはり無理がありましたが、やりたいことはできました。完成度の問題でもう一つです。こうして作った
ものを見るとドールアイを買ったほうが早いかなと思う。ドールアイだとハッキリとキレイなのが逆に浮くの
ではないかと思っているんですけど。縮尺を考えるとちょっとボケてるくらいがリアルなので。

ハゲヅラ状態ですが隠れるところですから。
目は固定してないので目線は変えられますが、目の周りの表情筋が固定されているので、特に上目づかいは
ヘンになります。(まぶたを上げないで上を見る状態です。)

ここからできる限りの修正をしていきます。もう目のみですけど、削れる限りは削って塗る。今の下地を維
持しながらの作業です。失敗したら泣きます。ヘタすりゃ放棄です。

髪の毛を乗せた状態です。なんか撮影が上手くいかず参考になりません。
今回のあんにんはブログの自撮りバージョンなので、テレビで見るあんにんとは違います。じゃあその自撮りとやらには以てるのかと問われれば、う~ん微妙。ちょっと自分の想像していたものとは違います。
まあ、散散たる結果になるかも、というところからの始まりでしたから、満足はしています。

この段階から更にあんにんぽく(あくまでぽく)なるよう手を入れます。


〇2014年12月4日
あんにん改修中。

最初の1作目だから色々あります。目をギリギリ削れる限り削りました。目玉は完全に作り直しました。
この1作目は手探り状態で作ってきたので問題を多く含んでいます。その問題点を生駒ちゃんと奈々ちゃんでは改善しました。それをまたこちらにフィードバックさせました。

今の段階だともうあんにんと見比べてというより、このフィギュアの顔としてまとまる方向性でいってます。もう”ぽく”とかどうでもいいです。


続いて塗装です。
今回は失敗ができないので、1つの作業を上手く出来たらその場で作業を終了して、トップコートで固めて
しまいます。
人の白目は影が落ちていてグレーになってます。また、白の影なのでブルーがかっています。
あんにんの前髪に合わせて、左目を右目より影の分濃くします。
ピンクの赤身は少しずつ吹いて位置を微調整しました。エアブラシとの格闘で赤身だけで1時間くらいかか
りました。

目の淵の塗装と目玉の最終塗装です。
目の淵は両方のまつ毛、まゆ、涙袋を塗装しました。エアブラシは既にいじらなくていいところに被害がおよぶため、筆のみの修正にしました。

目玉はいきなり最終までいっていますが、瞳を描いて作業を終了してトップコート。一晩おいて次の作業と慎重にやりました。
しかし最後の影の段階で失敗しました。が、何とか見れるところまで直しました。不満が残ります。

生駒ちゃん、奈々ちゃんでリベンジです。

目玉を付けてスキンヘッドの状態です。
いいんじゃないでしょうか。目玉を裏から指で押さえなければならないので、髪の毛を乗せられませんが、
この状態で見る限り、前から比べれば飛躍的な進化です。
これくらいであれば、始める前に頭の中でシュミレーションしていたものの範囲内です。納得できます。
目の中の光が左右で中央に寄ってます。これは目玉自体が完全な球体でないことを示しています。完全な球
体なら上下右左斜め、どの位置にあっても光の位置はどの球体も同じところにいきます。これができていれ
ば、より自然な表情、目線、人間らしさが得られます。今後の課題です。

このあとどうなるかわかりませんが、これでやっと3Dソフトや3Dプリンターにケンカを売った面目が立ち
ました。(ケンカ売ってたの?) ていうかさ、うらやましいんですよ、ひがみ根性です。ケッ、そんなの使っ
てたらできるの当たり前じゃん! いいだもんね・・・・ バカヤロー~! ってね。 ・・・いいなぁ。


〇2014年12月9日
一応完成です。

顔を前回からもうチョイいじって、髪の毛もバランスを直し塗装しました。
目の涙袋の表情筋を修正し、まつ毛を描き直しと描き足しをし、まゆ毛を描き足しました。
実際の人間の全てを再現はできませんので、省略した立体を視覚的にどう誤魔化せるかですね。
最後の画像はあえてクッキリさせていません。どうしてもクッキリさせるとプラスチック感が立ってしまいます。
2枚目3枚目あたりは肌の質感が立って見えます。色あいの違いも大きいのかもしれません。このあとの完成品の撮
影はえらい苦労すると思います。質感のこともありますが、被写体との距離で実際の見た目と形が変ってしまうと
いうのもありますので。

髪の毛も塗装しました。
やっと髪を乗せた姿があんにんぽく見えるようになりました。
さすがに髪の毛は本物に見えるというところまではいきませんね。それでもパテの塊りよりはいい感じだと思います。
紙で作る選択肢は正解だったようです。最後の2枚は画像がボケてます。これくらいボケていると質感を感じられます。

こちらはその他の画像です。今この画像は窓から入る光で撮っているんですが、正面や目線をとらえた方向は光と顔の間
にデジカメが割って入ってしまい影ができてしまいます。瞳に光が入った状態で撮るのはなかなか難しいです。これも
このあとの撮影の問題点になります。