■ダイヤブロック・フィギュア
  惣流・アスカ・ラングレー バージョン メイキング編

レイに引き続きアスカバージョンです。こちらもオリジナルパーツとして顔、前髪、手首、そしてどうしても同一パーツに出来なかった後頭部のアンテナです。あと、レイ、アスカ、共に別々の拡張性の高いオリジナルパーツを制作します。レイはタンク、アスカはナイフで使い方しだいで色々な場所に利用出来るものです。


イメージ画像です。
完成は、まあ、こんな感じになると思います。

アスカのロン毛はダイヤブロックで作ります。

ツインテールは再現不可能でした。レイとのパーツの質量をほぼ同等にするために、これ以上パーツは増やせません。
前髪の制作をおこないます。

コピー用紙を短冊状に切りのりで貼っていきます。事務用のり(アラビックヤマトのり推奨)をたっぷり塗ります。
乾燥後その上にパテで前髪を作成します。
パテを盛り形を整えていきます。

紙がガードをしてくれるので、刃を立てて作業しても下の素材を傷付ける事はありません。
引き剥がす前にやれるところまではやっておきましょう。この時点で水洗いしながら耐水ペーパーを使っても何も問題はありません。

作業が終わったらいよいよ外す作業です。

適当な器に水を入れて沈めてください。水はぬるま湯がベストです。ぬるま湯に20分位浸しておけば(水の場合、更に時間が掛かります。)、
中ののりが溶け出して外れます。

この時のりが溶けていても表面張力でくっついていますので、かなり力を入れなければ外れない時があります。

今回の条件では、ぬるま湯に浸し、剥がれるまでに3時間掛かりました。無理に剥がせばもっと早く剥がせたのですが、それ程力を入れずとも
剥がせるにはどれ位掛かるだろうと実験をしてみました。
一番いいのは寝る前にぬるま湯に浸し、朝起きて剥がすのがお勧めです。
○注意ポイント
紙の内部に水が浸透していき、固まったのりを溶かす。ということですので、紙が必ずはみ出していないといけませ
ん。全ての隙間から紙がはみ出していた方が良いです。

剥がす時の注意点は、端からめくる様に少しずつ剥がしてください。中央から引っ
張っても剥がれません。

付着したのりと紙を洗い流し、再度組み合わせれば、この様な状態になります。

いったん組み上げて全体のバランスを見ます。

現在の顔は仮のものです。

アスカはタレ目と言うほどタレ目じゃないんだよね。とうしようか?

顔の制作は後半で紹介してます。


アスカの武装パーツのブレード作りです。
ブレードの長さは7ポチ分です。レイのエネルギーボックス同様、色々な使い道が出来る様に作りました。
アスカの武装パーツとしては、手首から後方に伸びる形で付きます。
他の使い方としては、戦闘機のカナード翼、ハサミ、腰アーマー、ブレストアーマー、背中の飛行ユニット、ブーメラン、そして耳、等です。


これから頭部の制作に入ります。今現在の状態です。
後頭部の形は、未だに決まっておらず、4パターン位形を作り変えています。
レイが前髪部分のみでデザイン条件を満たしているのに対して、アスカは押さえなければいけないデザインポイントが拡散しています。
ツインテールに関しては、既に作ってある武装パーツのブレードをツインテールパーツとして使います。
ダイヤブロックの接続部を作るのに同じ径の基部が欲しいのでエポパテで作ります。

ボール紙で欲しい厚みを作ります。
完全にエポパテが固まってしまうと作業がしずらいので、一歩手前でパンチで抜きます。
パテが付いてほしくないところにコピー用紙を貼り付けマスキングをします。(アラビックヤマトのりね。)
更にボール紙で作った型紙を貼り付けます。
内側にのりを塗って乾燥後パテを盛ります。パテ盛り作業は一気にせず、回数に分け、少しずつ端から隙間が出来無い様に盛っていきます。
パ〒が乾燥したらぬるま湯に浸しておきましょう。

紙の繊維が水で完全に崩壊するまで充分浸します。

こびり付いて取れない紙は、耐水ペーパーで軽く擦りながら取り除いてください。
後は綺麗に洗い、乾燥させ終了です。ここから更に形を作っていきます。


アスカの顔の制作に入ります。
レイの顔をもとに複製を作ります。
100円ショップで買ってきた“かる~いかみねんど”を使つて型を取ります。

子供用のかみねんどです。100円ショップを3件程回りましたがどの店にも置いてありました。パッケージは違いますが中身は同じ物です。
かみねんどと書いてますがまったくの別物です。非常に軽く、触った感触はマシュマロの様でフカフカしてます。
硬化後は発砲スチロールに良く似た材質になります。
まずは複製したい物にメンタムなどの剥離剤になるものを塗ってください。
続いて、複製したい物に、かみねんどを押し当てるのだが、ここで注意です。
このかみねんどは柔らかすぎて、すぐに型がずれてしまいます。水分が抜け少し硬くなったら何度も押し込みましょう。
そして、一番注意しなければならないのが、“厚み”です。とにかく薄くしてください。
この素材は通気性が悪いので、表面が硬化すると内部は保湿が保たれたままになり、何日たっても内側は乾燥しません。
縁だけは厚みがあった方が、外した後の型が型崩れがしないのと型が破れてしまうのを防げます。
硬化後は非常に弾力性があり、カッターの刃は弾いて通りません。切削性はありません。
出来上がった型に、ペースト状のパテを流し込みます。剥離剤などがあれば塗っておいた方が良いでしょう。
パテが充分に硬化したら引き剥がす作業ですが、剥離剤などで剥がれれば良いのですが、
ぴったりくっ付いてしまった場合は、水に30分以上浸してください。
このかみねんどは完全に乾燥しても、水を吸収すると元の状態に戻ります。
今回は、パテとかみねんどが混じった層があり、かなり表面にこびり付いていたので、歯ブラシでゴシゴシと削ぎ落としました。
今回は直接パテを流し込みましたが、やはり剥離剤の様なものを塗った方が良いと思います。
更に今回は強制的に乾燥させる為、温風ヒーターの前に何時間も放置しました。
この辺りを上手くやれば、もっと綺麗な表面が得られると思います。

取り合えず今回の作業に必要な複製としての条件は満たしていますのでOKです。
100円ショップで手軽に手に入り、しかも安価。作業も簡単、何度でもやり直しが出来る。
このテクニックは追求する価値がありそうです。
複製したものをもとにアスカの顔を作りました。
先に作っていた前髪を着けたところ。
鼻、口、アゴは小さく、目がギョロっとしていて、天才で情緒不安定。
人形の様な人工的な肌。
顔のバランスは、未来人、もしくはイーバ顔。
意志の強さ、というよりは自我の強さを現す眉毛。てなところを念頭に造型をしてみました。
これらをイメージできるモデルがいないかと探したら、ウィノナ・ライダーに当たりました。
でもタレ目ではないので直接参考にはしませんでしたが面白い目の形をしているので、今後何かで使いたいですね。
タレ目に関しては、りりあん、綾瀬はるかを参考にしました。

途中経過その1。

途中経過その2。

途中経過その3。


後頭部の制作です。
横のポチに先に作ったブレードを取り付け、アスカのツインテールとします。
更にネコミミをプラスします。
ブレードを付けるとこんな感じです。

後ろ髪はダイヤブロックで作成します。


続いて手首の制作です。
右の画像の指は仮のものですがこんな感じになります。
上で厚みをそろえた塊を指の形に成形します。
これを“かる~いかみねんど”で型取りして、左右の親指と指を1本ずつを左右分作ります。
その後も、作りたい時に何時でも出来る様に、この原型は取っておきます。
まずは、原型にリップクリーム(これかハンドクリームが入手するには手頃だと思います。)を指で刷り込み、剥離剤とします。
次に机の上にも塗り、か〜るいかみねんどの張り付きを防ぎます。
前準備はここまでです。

そうしたらかみねんどを上から押し込む様にして原型を覆っていきます。
少し硬くなったら更に押し込んで密着させましょう。大丈夫です、作業的余裕は充分あります。
このかみねんど、乾燥時間が問題で、空気に触れているところは思ったより早く乾燥します。ですがそのせいで、内部の水分の逃げ道がなくなり、内側はなかなか乾燥しません。
私は室内の暖房として温風ヒーターを使っているので、その上に置いて乾燥させました。

乾燥したものをめくると、押し込みきれなかった隙間が、出来てる場合があります。
指先に水滴を付け隙間付近のかみねんどに染み込ませます。
このかみねんどは乾燥後も水を吸収するともとのねんど状に戻ります。
つまようじなどを作って、隙間をかみねんどで埋めていきます。
その後また乾燥させます。
完全に乾燥したら原型を取り出します。
型としては綺麗に取れました。ここから複製作業に入ります。

型の内側、そして表面にもメンタムなどを塗っておきましょう。
今回の型は小さかったので、綿棒を細くしたもので塗り込みました。
今回はエポパテによる複製です。
エポパテを適量、型に押し込みます。
つまようじなどで更に押し込み、隅々までパテが行き届く様にします。
今回は一回使用で型を使い捨てるやり方です。
型にメンタムを塗っているとはいえ、エポパテの粘着力で型にくっ付いています。型を壊し複製を取り出します。
左が原型、右が複製です。バリなどがまだ付いていますがおおむね良好です。


続いて型を再利用して何個か複製していくものです。
エポパテを詰め込む作業は同じですが、この時作業する手にメンタムを塗り作業します。
それにより、間接的にエポパテ表面にもメンタムを付け、ダブルで剥離剤としての効果を狙います。
写真の様に、型を壊さなくても、複製を外せる様になりました。
しかし、多少エポパテにくっ付いてしまうのは避けられない様で型が破損してしまいます。
そこで型の補修をおこないます。
削れたところに新たにかみねんどを塗り込みます。
補修が済んだら原型にメンタムを塗り慎重に型に戻します。
更に隙間を埋めて平らな所に伏せて、グイグイ押して型と原型を密着させます。
後は乾燥させ型から原型を外し、今までの工程を繰り返します。
結果これだけの数を複製しましたが、やはり一個目より二個目、二個目より三個目とだんだんと型の劣化が進みます。
目に見える傷は補修出来るのですが、全体的な摩耗は分からないといったところです。


ひとまず組み立てバランスを見ます。
ブレードをツインテールにするとこんな感じになります。

アスカの身体はレイに比べ、全体的にきゃしゃになる様に組みました。

こちらはアスカの上半身集中の装備です。
装備装着時には頭のブレードは手首に付けます。


ボディの塗装です。
もう、真っ赤かでシャリバンみたいです。

腕、脚、体、全部レイとはプロポーションバランスを変えてあります。ブロックの身長は同じです。
胸は小ぶりにして、全身をレイよりキャシャにしてあります。


全身と後ろ髪です。
身体の模様はシールを作り表現しています。
後はレイ同様ナンバリングと、赤い手首を完成させれば終了です。

ツインテールのブレードは髪の毛の茶色となっていますがかなり迷いました。
百歩譲って茶色いブレードはあったとしても、赤、オレンジ、シルバーなどの色が頭に付いた場合、100%髪の毛に見えないだろうということで
茶色になりました。
顔の規格は同じだが、目、眉、鼻、口、輪郭、全てレイとは変えてあります。
正直、塗り終わるまでどんな顔になるのか分かりません。難しいです。
塗る前はもっとキツイ顔になると思っていたけどね。まあ塗り方しだいなんだろうけど。
自分が持っているエアブラシじゃ細かい塗り分けは出来ないので作業的な不満が残ります。
画像の方ももっと拡大しないと二重の部分とか写んないし、造型的にも立体の解釈がうまくいってない部分が気になるので直したいです。
初フィギュアなので問題山積です。今回の問題点を次の作品でなんとかクリアしたいと思います。


やっと終わりました。後はナンバーシールを探して買ってくるだけです。
アスカダイン用のオプション装備です。
レイが下半身に高速移動用の装備をしているのに対して、アスカは上半身に攻撃型の装備をしています。
手首と茶色いブレードです。
まあ、こういうもんだと思えばそれ程気にならないかな?