ファイター
Fighter container


ムジュン号には、各種マシンや装備が着いた、換装可能のコンテナがあります。その1番コンテナのファイター・コンテナです。装備マシンといっても、操縦席に4人が乗れる中型クラスのものです。宇宙空間も飛行可能ですが、おもに大気中で活躍します。

第1案
第2案 下を無くしてシンプルにしてみました。

コンテナ設置状態のファイターです。巨大な接続アームで固定されています。この接続アームの後ろにコンテナがあり、全て込みで換装する装備コンテナです。後部コンテナにはマシン用の燃料タンクや必要な装備品が備わってます。各種マシン各装備における接続アームおよびコンテナは形状が異なります。


コンテナから切り離したファイターです。後部全体が推進エンジンになっています。エンジンは左右に2基ではなく、中央部にエンジンがあり、そこから噴射口が2つに分かれています。


ムジュン号とファイター・コンテナを描きましたが、イラスト技術の向上が目的でしたので、ストーリー設定の方は中途半端です。よくある宇宙の何でも屋的なチームが事件に巻き込まれるというのではなく、目的のはっきりした職業で目的の仕事をする。その中で事件に巻き込まれて欲しいです。とにかく地に足の着いたSFであって欲しい。
装備メカは置いておいて、各マシンが今のところ、巨大な車とサブマリンがあります。どちらもデザインを起こして描きたいが、やりたい事を全部やるわけにもいきませんので、イメージ作り、何かオモシロを想像できるところまでにしました。




■制作日記■

前回の宇宙船ムジュン号の続きです。模型を作ってイラストを描くシリーズです。
このやり方は、自分にとってとても合っているのがわかった。
イラストだけでは所詮二次元、立体物を眺める、手にとる楽しさはとうてい味わえない。しかし立体物を作るには、時間と労力がかかり過ぎる。出来る限り、すぐさま簡単にインスピレーションを形にしたい。早くオモシロを体感したい。
そんな欲求を、いい感じで満たしてくれるのがこのやり方です。
頭の中の立体の形が明確になっていく喜びと、絵が完成していく喜び。これが満たされます。
立体を作ること、絵を描くこととはちょっと違います。この2つ自体はあまり好きではないです。あくまでも頭の中のアイデアがかたちになるのが面白いのです。

今回のイラストは、前回のムジュン号の各種装備コンテナの一つ、ファイターを作ります。出来ればコンテナまで描きたいが、とりあえずはファイターだけを描きます。




〇2016年2月19日
作画用の簡易模型を作りました。

前回のコンテナに描かれた、上から見たファイターのシルエットです。

今回も簡易的な模型を制作しました。あくまで作画補助を目的にした模型です。

立体の再現度は、あくまでも作画を手助けするためのものなので、本来曲面のところも箱作りになってたりします。
立体を描くための基本になるシルエットを抽出出来るようにするのが制作ポイントです。
ここは立体が無くても絵で描ける。ここは立体が無ければ再現は難しそうだ。を考えながら作ってます。

今回は、カッコイイ特徴的なアングルが幾つかあるので複数描きたいと思います。

ファイターのデザインは、装備メカであり、単体で魅せきるものではないので、単純なシルエットにしましたが、頭の中に浮かんだ立体はとても面白く、立体が欲しくなりました。ぜひ再現したいと思って作ったのがこの形でした。
あとは、この箱組みの線を滑らかな曲面に変換出来れば、より頭の中のイメージに近づきます。

ほかの装備マシンも、頭の中ではカッコイイので、作りたいし描きたいが、やりたいことを片っ端からやるわけにもいかないので残念です。


〇2016年2月19日
下描き用画像選び。

各部分の形の把握 (情報量) と画像自体のカッコ良さをポイントに残った4枚です。

今回は4枚描くつもりですが、なんとか手を抜けないか今から考えています。
一番の問題は、やる気が持続できるかです。そのため4枚同時進行で描いて、後戻りできないように自分を追い込もうと思います。

この4枚は、このマシンのデザインの一番特徴が出るポイントを表現しているものなのですが、最後の通常ショットが、ちょっとありきたりなので面白くありません。でも一番必要なショットなので描かざるおえないでしょう。

デザイン部分では、エアインティーク的なものは全て閉じるかもしれません。上から見たときの機体中央の穴は、曲面を作れなかったので開いているだけで、ディテールにはしません。後部の開いている穴全面が推進エンジンです。コクピットは4人座席があったりします。装備メカだからといっても小型の戦闘機ではありません。


〇2016年2月20日
作画の下準備が終りました。

四枚一気に各パーツごとの面を作りました。

パーツ点数が少ないとふんで、四枚いけるんじゃないかと思い、今回複数描くことにしました。ここまでは順調です。

いつもなら乗算や透明度を変えて、各パーツがわかるようにしてますが、今回はきれいなパーツ割りができてなく、全部まとめ
たシルエットのみです。

思っていたより難しい部分があって、一枚ならいいが、四枚うまいことするのはキツかったりする。

まあ、何とかなるでしょう。


〇2016年2月21日
機首以外の立体起こしが終りました。

4枚とも機首以外の部分の立体化が終りました。
機首は、模型での再現がシルエット程度しかできていなかったので、最後にやることになりました。これを一枚ならいいのですが、角度の違う4枚というのが不安要素でした。
でも、一気にここまでやったので、気はラクになりました。

一枚目の画像のコクピットがフードになってますが、上には天井があります。
二枚目のエンジン内は描いてありません。カゲのみです。まだ考えていません。
三枚目と四枚目の下面は、結局絵では形がわからないと思う。模型を見てもらうしかない。
アングルのカッコよさを優先してしまったということか。


〇2015年2月21
外観ができました。

機首とコクピットを描きました。他の角度で上手くいくかわからないが、頭の中ではいけると踏んでいます。

戦闘機、ファイターといっている以上、何らかしかの武器はつけないと、と思いつつも、いつものことながら便宜上ファイターといっているにすぎません。 (該当するいい方がわからない、エアクラフトくらい)
正直、武器を着けるのがキライなんですよね。内蔵式か丸い筒が着いているからそこから発射、程度にしたいです。ヘンなはなし先端が光ってビームを出したほうが、武器を着けるよりいいくらいです。

何かアイデアの入つた武器ならOKですので、その方向で考えたいと思います。
それか、ファイター改め別の名前にするかです。

イヤなら、いつでも外せるような状態で着けた武装です。
デザイン的に面白かったので採用しました。エアインテークに半分埋まっているかたちが面白いのと、下から見た時に、いいアクセントになるので、いいのではないかと。
中身はレーザーなのかビームなのかバルカンなのか考えていません。何でもいいです。
でも、ちょとリアルすぎるかな、ファンタジックな未来光線兵器のほうがいいような気もしますが。世界感しだいですね。


〇2016年2月23
続きです。

記憶がしっかりしてるうちに描かないと、どんなイメージで描いたか忘れてしまうので、前回と似たアングルのものを処理しました。

エアインテークの武器は、前回のものが再利用できたので助かりました。
通常ショット、これは難しかった。
このショットに関しては、全部模型で再現してなかったことに後悔しました。

機首とコクピットを想像で描くのにかなり苦労しました。
完全に妥協による着地です。今はこれ以上はムリです。あとで直せるようなら直します。

物凄く疲れたがあと一枚です。なんとか気力が持ちそうです。


〇2016年24日
これで4枚とも終りました。

今回描いたバックショットと、修正した2枚です。

下からのアングルは、機首の先端の下の膨らみを直しました。
通常ショットは、色々いじってまだ納得していません。今はこれが限界です。

バックショットは、後部周りをデザインしました。噴射口はこの位置から見えない、というより避けました。ん~やっぱり見えないかな。

このあとカラーリングに移ります。スジ彫りは入れたくないですね。もの足りなければ入れます。


〇2016年2月25日
色付け。

通常ショットはこれで決着をつけます。元の模型のバランスを見ても、他のアングルからのデザインを見ても、たぶんこれが正解です。他のアングルに比べて機首の寸詰まり感がありますが、模型のシルエットから見て、現実がこうなのでしかたないです。
これを変えてしまうと、他のを全部直さなければならなくなります。

カラーは、発端のコンテナ通り赤にしました。白のラインなどの塗り分けをしようと思いましたが、全体のデザインが確認できるように一色で終りにしました。
4枚全部終ったところで、アピール度が足りなければ、その時色分けなどを考えたいと思います。


〇2016年2月26日
色付け2。

2枚目の後方ショットです。
前の通常ショットに比べて巨大感があります。別のデザインにも感じます。これはデザインのマジックによるものです。

このマシンを上から見ると、中央の盛り上がりから機首先端にかけて 、前方に行くにしたがって細くなります。このことが前方からのパースに対してマイナスに働き、後方からのパースに対してプラスになってしまいました。これにより目の錯覚というものが起きてしまいました。

あえてこのマジックを利用するデザインもありますが、これを回避したいのであれば、プラスでもないマイナスでもないゼロの線もしくはパーツを入れることで解決します。

ということで、ゼロ、つまりパースに対して平行な線 (パースの度合がわかる線) をどこかに入れようと思います。ちょっと難しいです。


〇2016年2月26日
色付け3、4。
これだけ色がミスってます。
色付けといっても、どんな状態の色にでも変えられるわけではなく、色と、光による影は、分けて色変更しなくてはならない。赤が濃くなるのと、赤い部分が影になっているのとでは違います。

ここでは一枚の絵ですが、何十枚か重なったレイヤーから出来ています。影はその中に部分ごとに別々に入ってます。これの色変更は大変です。

まあ、要は面倒くさいので、丸ごと統合して一枚の絵にして、影ごと色変えをしています。そのあと何とか調整してますが、仕上がりは微妙になってます。
こちらも丸ごと色変えです。この4枚のうち2枚目のバックショットのみ、色変えと影の処理を別にしています。
やはり手抜きはイカンということか。

赤色は、メカの色としてはキツく、リアリティに欠けるので、くすませることで渋みを出しているのだが、上の発色のいい赤も悪くないので、中間あたりを狙いたい。

このあと、4枚全部の最終調整で、ここまで上げた問題点を解決したいと思います。


〇2016年2月27日
修正1。

これで完成とします。

パースに対して平行ラインと前に書きましたが、平行程度ではイメージの修正が出来なかったので、思いきって逆反りのラインを入れてみました。非常に面白いデザインになりました。気に入ってます。

ナンバーの横には名前が入りますが、作品設定が無いので付けられません。

他のアングルにこのラインが合うかはわかりません。カッコよくなければ、アイデアその1ということにしときます。


〇2016年2月28日
修正2。

2枚目のバックショットです。
前回のラインはうまく乗りました。

後方ですと、エンジン内部が迷いました。赤、黒、銀が候補にありました。
結局耐熱のことを考えて銀にしました。裏側にまわれば、赤や黒だったりします。

エンジンは左右2基ではなく、中央部にエンジンがあり、そこから2つの噴射口に分かれているという構造です。

機首の後ろのコブに穴を2つ開け、後方に対する武器にしたかったが、戦闘ができるものの、戦闘専門かどうかが設定されてないので止めました。


〇2016年2月28日
修正3。

3枚目の下からのショトです。

この色変え作業で苦労するのは、元の画像のレイヤーを残したまま (何かあったときのため)、色変え用に組み立てなおす作業です。

統合できるところは統合して、影や色変えしてはまずいところを別に作成したりします。

このパズルが非常に頭を使う。途中の作業の失敗に気づかなければ、そこまで戻ってやり直しですし、そのあとにやった作業は全てパーです。ま~ストレスが溜まります。


〇2016年2月28日
修正4。

4枚目のサイドショットです。

これで終りなんですが、この4枚のどれかを使ってコンテナと接続アームの一部を描こうかなと思います。雰囲気だけでも出せればいいかなと。

マシンの半分くらいあるでっかいアームが着きます。


〇2016年2月29日
接続アーム。




コンテナにマシンを固定するためのアームです。メカ的な接合というよりは圧力で挟んでいるイメージです。このアームの形状は各マシンによって違います。

右の画像が真横から見た形です。上の方が基本シルエット、下のほうが立体案です。上2つ下1つの3つのツメで挟んでいます。大体こんな感じになるのではないかと思います。

左の画像は、断面図をパース位置にはめてみたものです。これをガイドに立体を描いていきます。

正直いってムズイです。立体ぽくは描けても正確さに欠けます。それ一つならいいが、手前に現物の立体をうつしたものがあるので、統一感が出るか不安です。マシンの立体が合っていて、アームの立体が合ってないみたいなことになる気がします。

実際イメージが伝わればいいので、横向きのアームをちゃんと描いて、それが左の画像のように挟み込みます。としたいところです。

この画像、パースが微妙すぎて立体が描きずらいです。斜め45度が一番描き易いです。


〇2016年3月1日
下地作り。

接続アームはこんな感じになります。
実際これで合っているのかわかりません。

パース線に疑問をもち、一からパース線のみの背景を作りました。その線に合わせてのこの形なので、合っているとは思いますが、最終的には全体の雰囲気で、ラインの調整をしようと思います。

なんか結局、真横の絵のほうが形がわかるという結果になりそうです。う~ん。
こちらのほうが立体を確認しやすいと思い、元の画像の上に乗せてみました。
背景があることで脳が勝手に立体を補完してくれるという作用です。

相変わらずこの絵は面白いです。実写の合成みたい。
これを利用した何かができないものかと思いますね。


〇2016年3月2日
接続アーム完成。

まず、デザインを変えました。一番最初は作業用アームのようなガチガチのメカを考えていましたが、最終的にはいつものように立体の面白さを狙ったものにしました。
新しいものは、横から見たデザインと交互に補完しながらデザインと作業を進めました。

一応描きましたが、やはり立体を作らないとわからない部分が多いですね。
ここからコンテナにいく線は完全にわかりません。そこがわからないので、上の2つのアームとアームの間が今ひとつわかりません。2つがつながっているのか、間に別のパーツがあるのかがわかりません。

ということで、これで終りにします。あとはまとめです。