防衛隊メカの続きです。隣のページでは戦闘機とキャリアーマシン。こちらでは、潜水艦とモグラタンクを作ります。
まずは始めに潜水艦の方から作ります。
■制作日記■
〇2015年8月26
潜水艦の制作開始。
まずは落書きからです。いつものようにレシートの裏に描きます。 |
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だいたいこんな感じにしたいと思います。
ジンベイザメがモチーフになってます。デッかい口を開けて海水を取り込みます。
キャリアーマシンの底部にドッキングします。 |
早速紙工作を開始します。
今回のマリンは、曲面だらけなので作るのが難しいです。それとイメージが漠然すぎて、面構成がわからない。そもそも、ねんどを捏ねて形をおこしていく考えで頭の中にあるので、きっちりとした設定書のような絵が描けない。
がっぽり開いた口の中に、海水取り込み口とコクピットがあります。立体が難しすぎて、何から手をつけていいかわかりません。パテで作れば、そのつど調整して最終的に形になればいいけど、板の配置で作るのは、頭の中がコンガラがってしまいます。
後部の平らな面には大きな穴を開けて、海水を噴出する口を作ります。 |
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〇2015年8月27日
背ビレと尾ビレを作りました。
落書きのイメージに近づいてきました。作ったパーツは撮影のため仮止め程度に接着してます。
背ビレを寝かせるのに、どんどん後退させていったら、ジェツト水流の噴出口を作るスペースが狭くなってしまった。曲面で構成されたボディのケツをスッパリ平面に切り、そこにふくろうの目のように巨大な穴が二つある。そんなデザインの面白さを狙っていたのだが、ちょっと微妙になってきた。
あと合体時にこの背ビレは邪魔になるので、収納の事を考えねばならない。取り外しにするだけでギミックは仕込まないが、デザイン上は可能にしておきたい。内部に潜り込むか、倒れて尾ビレに重なるかの二択だと思います。 |
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〇2015年8月28日
底部を作りました。
底の部分を作ってます。落書きを描いた時の、頭の中の形には近づいてきてますが、曲面作りはやはり難しい。
難解だった口の中の面取りがだんだんわかってきました。
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ジェット水流の噴射口です。ここに丸い筒を仕込みます。真後ろから見れば円になってます。 |
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〇2015年8月29日
ハイドロジット推進部を作りました。
ハイドロジェットが出来たことで、だいぶそれらしくなってきました。工作のスキマはあとでパテで埋めます。
ハイドロジェットの設定としては、可能かどうかは別にして、左右の排出量 (出力)
を変えることで進む方向を変えます。もちろんラダーも使います。あと下の大きな下部翼にもハイドロジェト推進があります。こちらは上下の方向を担当します。
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| ここまでくれば、あとはほぼ直線部分なので楽です。残りは下部翼と前方の口の中だけです。そのあと細かいところが出てきそうですが、まあ、一段落です。 |
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〇2015年8月30日
下部翼を作ります。
結構苦労しました。翼前面はまだ作っていません。
いつもこの問題に直面するんだけど、エアインティークや噴射口の穴の中をどうするか。
基本、中にはメカがあるんだろうが、模型的にはそこまで作らず、穴の中が真っ暗で見えない状態が望ましい。しかし底が浅いと中が見えてしまう。これをどう誤魔化すかです。
実際細部まで作り込めればそれにこしたことはないですが、なるべくなら誤魔化したい。
中にフタをしてそれを黒く塗り、中のカゲとして表現するのもあるが、これは塗り分けが非常に難しいです。
今回の処理はちょっと失敗したかな。不満はあるけどイメージは伝わると思うから良しとします。 |
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〇2015年8月31日
下部翼の前面を作りました。
下部翼の前方を作りました。ここは落書きの時点では、まったく想像していませんでした。
翼の後ろにハイドロジェト噴出口を作ってしまったので、必然的に海水を取り込む穴が必要になりました。これの理屈を考えたら、海水を出す量と取り込む量が同じじゃないと、上手く推進する流れが出来ないよなあ。などと考えて、結構大きめのものを着けました。
ジンベイザメのイメージを崩さないために、取り込み口は前面の口だけにすると決めてのスタートだったので、かなり迷いましたが、もう、思いついたものは仕方ない。やってみるまでです。
でも、オモチャを作ろうということなので、リアルな理屈は関係ないんですけどね。オモシロ設定やオモシロ理屈が大事なわけで。そこに力を入れなきゃ。
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こちらは下部翼後ろですが、微妙に噴出口をいじってます。あと前面のパーツが着いたので、船体の流れがわかります。
船体後部中央の切れ込みは、キャリアーマシンとの合体時に邪魔になる背ビレの移動ギミックです。
これは面白いというアイデアが思いついたので、作ることにしました。
今のところ作ってあるのは背ビレと尾ビレだけですが、尾ビレには下部翼につながる水かきが着きます。その背ビレ、尾ビレ、水かきを全部つなげて、背部の斜めラインに沿って移動させるものです。水かきは内部にも入っていて、引っ張り出され翼が大きくなる仕組みです。
ギミックの内部構造がいらず、ただ作って差し込むだけで再現できるので作ることにしました。 |
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〇2015年9月2日
コクピットと後部ギミックを作りました。
まずは前回のドッキング時の背ビレの移動ギミックです。
まずは、ギミックの前に背部をきれいに整えました。面の整理や内部の強度確保、仕切り板などを作りました。
背ビレ移動は画像のように斜め下にスライドします。3枚目はわかりやすくずらしていますが、実際はここまでは下りないと思います。
背ビレの移動で開いた穴に、搭乗口かドッキング基部があるといいかなと思います。ドッキング基部だと、ここだけでぶら下がるのはちょっと無理があるので、何か方法を考えないといけません。今のところドッキング方法については何も考えていません。
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こちらはコクピットです。まあまあ、そういうことなんですが、何か頭の中に描いていたものとは、ちょっと違ったかなという印象です。合っているといえば合っているんですが。
たぶん、注水口とコクピットの大きさが逆転してるのかな。上下二分割している整流板の着き方なのかな。
改めて構成しなおせば、上手く出来そうな気もしますが、今はこれで精一杯です。 |
直してみました。
整流板を作り直しました。板の外側を内部に引っ込めました。板の厚みも薄くしました。
それと、窓の下の丸パーツを外しました。これは一応ライトだったのですが、ここのディテールは改めて考えます。ライトは直接壁から穴を開けて光った方がいいみたいです。
というのも、コクピットの修正を色々やっても、デジカメで撮り画像を確認すると、正面からはよくても、上の画像の4枚目からの角度から、真横を向いてまでが、何度とっても全部カッコ悪くなる。このパーツが原因とは思わなかったが、思いきって取ってみたら、納得のいく画像になった。
ちょっとディテールが無くなってさびしくなってしまったので、あとで何か足そうとは思う。 |
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〇2015年9月4日
サイドウイング (ラダー)を作り、一通り終りました。
完成ではありませんが、当初の作ろうとした部分は全て作り終えました。
ひとまずこれでマリンは終了しますが、一応このあと着けようと思っているディテールは、上部にドッキング用の基部と、ジンベイザメのエラにあたるスリットを横に着け、あとは魚雷発射部をコクピット下の波切りのところにミゾを入れる。と、こんな感じです。あとは細かい細部の微調整です。
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こちらは、今回作ったラダーです。湾曲したウイングは紙で作っていますが、かなりカッチンカッチンに仕上がってます。たたけばカンカン音がする強度です。
可動するウイングは色々考えて、上からはめ込む形の取り外し式にしました。仕上げのこと、強度のことを考えて、かなりの時間悩んで出した方法です。
これでマリンはひとまず終ります。次はモグラタンクになります。一周したらひとつひとつ、ディテール着け、最終調整、仕上げにいきたいと思います。 |
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〇2015年9月6日
モグラタンク制作開始。
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モグラタンクのドリルです。
ドリル表面のの凹凸は、作りやすい形を作ったもので (作るのには結構苦労してますが)
、実際のデザインとしては、岩を砕くゴツゴツした、見るからに巻き込まれたらイタそうな突起とか、または、ツルツルした溝のみにするかは、のちの検討ということにします。
模型はドリルの配置パターンのアイデアを再現するかたちということにしてます。 |
基本的にこのモグラタンクはドリルおばけです。機体の3分の2がドリルで覆われています。
後方にある仕切り板の横には、キャタピラ式の採掘基があります。そこが天上になります。
モグラタンクのデザインには悩みました。基本的には、ドリル部と機体タンク部、このふたつをどうデザインするかしかありません。
大きく分けると、海外パターンと日本パターンの二つしか今のところありません。
海外はドリルで穴を開け、その穴を通れる筒状の機体がドリルの後ろにあるパターン。
日本のものはドリルさえ着いていれば、その後ろにどんな機体が着こうが地中を進むというパターン。
もちろんモグラタンク自体が100%不可能なメカなので (1日で何メートル進むの?
) 、そこに理屈は要らないのだが、見た目の屁理屈は欲しい。
見た目の屁理屈で一番納得出来たのは、ザ・コアという映画に出てくるバージルという地中を進むマシン。銀河鉄道999に出てくる幽霊列車を海外実写版にしたようなデザインの地中船です。
このマシンは、先端にドリルは無く、レーザー光線のようなもので地中を破砕
(というより蒸発) させて穴を開けて進みます。詳しい仕組みは覚えていません。今、作品の中でモグラタンクを出すなら、現代版はこうなるだろうなという感じです。
で、何らかしかの光線兵器で地中を進むと考えたとき、それを怪獣に向けたとき、かなりの最強兵器だと考えてしまった。しかもかなりキケンな兵器だ。アメリカ軍が極秘裏に開発してそうである。
こんなものが装備されているマシンて、と勝手に脳内妄想が進んでしまいました。
まあ、それは別として、デザイン的には、その理屈を説明しなければ何のマシンかさっぱり分からない。ということで却下しました。
では、やはりドリルなのか。ここからの一歩が難しかった。鳥かごのようにブレードで船体を覆いその中心に本体があるものなど、ドリル自体を別の何かに置き換えるものも考えた。ドリル自体で走行するというのも考えました。
最終的には、船体の表面に地中を削り取るものがあれば、船体デザインに制約は無くなるというアイデアが生まれた。これは画期的だった。地中を進む形に拘る必要が無くなった。
これにより脳みそがやわらかくなり、ドリルをパズルのように組み合わせ、ドリル=丸から平たいドリルを作れるようになった。これで船体の平たい未来的フォルムが可能になりました。 |
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〇2015年9月9日
モグラタンクの続き。
モグラタンクのドリル側です。
上に着いてる小ドリルの前側のすぼまり方が微妙すぎて、平行な筒に見えてしまう。もう少し角度をつけたいいが、ドリル一本作るのは結構キツイのでこのままでいきます。
ドリルの後ろ、まだ作ってないところは、膨らみのあるカバーを着けます。ヘコみの上に着け、排気穴のような感じにします。これを作って船体の流れを作り、上手くいけば小ドリルの違和感が消えるかもしれません。
この排気口は、何本もあるドリルの間に入ってしまった土砂を排出するための穴です。砂煙を上げてバンバン土砂を噴出します。除雪車のようなイメージですかね。(トンネルを掘った土砂とは別です)
映像の中の掘り進むときの演出表現になります。
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モグラタンクの横と上です。
このモグラタンクは、地下を走行するためのマシンではないので床下は高くないです。といってもマシン自体が巨大なので四駆くらいは余裕であると思います。
上から見た形は、キャリアーマシンの合体部の形に合わせました。というか、大きさを見誤ってしまい、無理矢理合体サイズ、形状に合わせてデザインするかたちになりました。結果オーライかな? |
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モグラタンクの後ろ側です。
一見すると前方ですが、リアです。といっても前後は関係ないマシンなのでどちらでもいいんですけどね。
上のドーム部の穴がコクピットの窓のように見えますが、これは工作過程の偶然です。
このドームの上にコクピットの膨らみを作ります。こちらを向く窓はリアウインドウということになるが、操縦者はどちらを向くのか。
タンク操縦者とドリルオペレーターが、お互い背中を向け合って操縦してるのが絵的には面白そうだ。 |
タンク操縦は、レーダーで岩盤の硬さや崩れやすさなどを検地して、コンピュータが最適なルートを出します。操縦者はそれを作戦内容などから判断して、コンピューターに打ち込みます。正面を見て操縦する必要はありません。
ドリルオペレーターは、ヘッドホンをしてドリルに伝わる振動と音を聞き、 (プラスコンピューターのデータ)
岩盤の硬さによってドリルを調整します。パワー出力や回転速度などを変化させて、もっとも最適な掘り方を引き出します。ザ・技術者、職人技というやつです。
ちなみにドリルは一本一本上下左右に軸を動かすことが出来ます。当然CG表現ですが、マシンが生き物のようにドリルをうねうねさせます。うそっこのモグラタンクに説得力を持たせます。 |
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〇2015年9月11日
一応モグラタンクの終了です。
いつものように、紙工作部分のみの終了です。
前方ドリル側です。最終的には、ドリルの後ろにすっぽり胴体が収まる感じにはならなかった。
出っ張っているところは、ドリル内の土砂を吐き出す排出口です。ここは画面上で演出効果があるところなので迷いました。張り出しを薄くしたほうがデザイン的にリアルなのだが、やはりキャラクター商品を想定しているので、わかりやすさやメリハリは大事です。
ドリル自体は、岩を砕くトゲトゲはないにしても、多少凸凹はしていた方がいいように感じる。四本の長いドリルは上と下で別の形状の凹凸にしたい。
あとドリルの根元は、むき出しのドリルが面白いかなと思ったが、今だとギザギザしたリングを着けたい。
あとで着けますが、前方を照らすライトを土砂排出口の根元に埋め込む形で作ります。
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横と裏側です。
やはり横から見るとドリルの根元にギザギザリングが欲しい。
裏側はほとんど再現してません。頭の中で想像してるのは、先端のような滑車ドリルが、3、2、3、2のように交互にズラっと並んでいるかたちです。それ自体が車輪の役目も果たしているイメージです。
デザインは違いますが、裏側は見ないという前提でそれっぽく作っておきました。
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後ろ側です。もはやこちらが前面のようになっています。
いくらかパテで成型する部分が残っています。
これで充分オモチャのキャタピラとしてはいいのですが、凹凸を一段くらいは入れてみようと思います。
前方の2つの張り出しはライトです。紙で作るのはキツイので、パテ成型時の際に作ろうと思います。
あと、たぶんしないと思いますが、キャタピラ横のカバーに、機械のパーツ をむき出しで着けたい。SF映画のメカの模型の機械露出部、プラモのジャンクパーツで出来ている部分です。バイクかF1のエンジンパーツでそれらしいもの。
(スペースは1センチもないのでそもそもムリ)
さて、これで四機のマシンが出来ました。ここからまた一機一機チェックを入れていき仕上げたいと思います。
でもヘタをすると、基地の方に手を出してしまうかもしれません。今頭の中は、基地のデザインのことでいっぱいです。作りたくてウズウズしています。
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