Defense forces
防衛隊メカ


制作日記

ウルトラマン企画として、ウルトラマンだけじゃなく、その世界観も作ろうということで、そこに登場する防衛組織のマシーンを作ります。毎回ウルトラマンの新作が作られるたびに、どんなマシーンが出るのか楽しみにしています。なのでここはひとつ、マシーンのほうも作くっちゃおうということです。

作るといっても、パテで完全に作るのはそうとう時間がかかります。今回はデザインのアイデアを形にすることを目的として、紙工作で作っていくことにします。デザインの検討用モデルです。

今回の防衛隊のメカは、空輸メカのキャリアーマシンと、戦闘機、潜水艦、モグラタンク、それぞれが合体するものです。
〇スカイキャリアー、 キャリアーマシンの先端に戦闘機が合体した形。
〇マリンキャリアー、 キャリアーマシンの底部に潜水艦が合体した形。
〇モールキャリアー、 キャリアーマシンの背部にモグラタンクが合形した形。
現地に運び切り離した後は、そのまま空中マシンとして活躍します。合体部分が全機別なので、全機合体ということもできますが、オモチャはできても作品の中ではしたくないですね。節操が無さすぎます。パワーアップするわけでもないし、機動力も落ちそうです。
あと、コンテナやその回の特殊兵器などを、使ってない接続部に取り付けることが出来ます。作中の作戦内容をスムーズにドラマにしやすくなります。


〇2015年8月7日
制作開始。

まずは可変ジェットノズルです。今回のデザインはオモチャを意識して、普段の洋物系では絶対やらないデザインを作っています。
特徴のあるわかりやすいパーツをドン、ドンと付けていくデザイン手法です。それでも、フォルムと線の流れは従来通り意識して作ってます。

ウイング部分は、久しぶりの紙工作だったので、初動ミスをしてしまい、ちょっと形がイビツです。おいおい直していきます。

ノズルとウイングを合体させた状態です。接合部は差し込んでいるだけで、摩擦でもって固定しています。

左の画像は、ここから本体の流を作るガイドです。

本体の基礎部分です。最近作ってる模型と比べるとかなり大きいです。それでも紙で作るとなると、細かい面取りがし辛いので、普通にこれぐらいの大きさは欲しいです。

本体にウイングをのせた状態です。接着はしてません。

更に可変ノズルを着けた状態です。
方向性は見えるものの、まだまだ形にはなっていません。細かいディテールは別にして、中央さえ作ればシルエットは終りです。可変ノズルのような大きくシルエットを変えるものはありません。
あと特徴的なパーツは、機体下部のウイングの下に、ガンダムの胸のような形のジェットノズルが四基大きく付きます。
あとは、前面、背面、底部に合体を目的にしたデザインの基部を作ります。実際各マシンが無いので、接続基部は想像で作るしかないが、キャリアーマシンと一体になるわけでなく、くっ着いている、乗っかっているといったような状態での合体なので、厳密さは必要ないと思う。


〇2015年8月10日
機体背面と腹部を作りました。

機体背面、モグラタンク設置部分です。とりあえず床部分だけです。
これで機体のシルエットができました。上から見たときの翼の角度は左の画像の確度が現物に近いです。

モグラタンクはキャタピラを開いて (倒して)、 背面のまだ作ってない部分(2つのせり出し)と翼の間に、キャタピラを滑り込ませる形で合体します。モグラタンクの向きは進行方向と逆向きに合体します。

機体の底部です。四基のホバーノズルは、作り上がった今の時点で結構直したい。

前部の2基のノズルの穴の形を、三角形の部分まで全部切ってしまってもよかったかもしれない。小さな隙間のほうまでエネルギー噴射が行き届かないだろうとか考えてしまった。後ろの2基に比べて必要以上に小さく見えてしまう。小さい自体は、このすぐ真上に可変ノズルがあるので意識的にそうしたのだが。

後ろの2基は翼に合わせてもっと薄くしてもいいと思う。(これはちょっと疑問) この厚みは前の2基と同じ厚みなのだが、これは意識的にそうしたものです。翼は飛ぶ翼というより、ホバーノズルの支柱であるという感じを出したかった。翼の下にホバーノズルがあるのではなく、ホバーノズルの上に翼が着いている感です。今実物をチェックしてみましたが、このホバーノズルの厚みを維持するなら、翼の厚みが先端にいくほど薄くなる、その厚みを均等にすることで解決できそうです。が、今更ムリなので無視して進みます。こういうことのためのデザイン検討用モデルなのです。

中央はサブマリンの合体部分です。テキトーに作ったディテールは、特に合体時の接合ポイントというわけではありません。サブマリンのほうは、特に変形して合体ということは考えてません。サブマリンの上部が邪魔だったら、内部に収納するぐらいです。
モグラタンクもそうですが、設置基部がデザイン的に処理できず、オモチャのスイッチのようなデザインを壊すものになるなら、ネオジム磁石での設置方法にしたいです。カチッとね。


〇2015年8月11日
底部の修正と背部エンジンを作りました。

前回の底部のホバーノズル問題を直しました。色々試してみてこの形に落ち着きました。なにか複雑にすることで、誤魔化すという錯覚で逃げようと思いましたが、やはりそれでは納得できないということで、3、4パターンほど作りました。
結果的な形は物凄く単純な処理ですが、これが一番難しい。

これなら、翼とホバーのエンジン部のパーツ分けがわかりやすくなります。また、オモチャとしてのパーツ分け、塗り分けの気持ちよさを味わえます。

背部のエンジン部です。ノズル周りの隙間はパテで埋めます。

エンジン部の前は、コクピットとその後の段差付近にそれっぽいメカを配置します。この上には可変ノズルのウイングがまたぐので、それを活かすデザインを考えたい。ここのデザインとのバランスを見て、エンジン部にパーツを足すかどうか決めます。

なんか最初は、エアインテーク (穴) とフィン (?) を、むやみやたらにデザインに入れてやろうと意気込んでいたのだが、なかなかチャンスが巡ってこない。以外に難しい (?) 。


〇2015年8月12日
コクピットとその周辺を作りました。

コクピットの位置に色々悩みました。機体の上に作るか、前に作るか。
上に作るとほぼ可変ノズルのウイングに隠れてしまいます。せっかくのウイングと機体の隙間が狭くなるのも困りました。

上記の理由により先端に作ることにしたが、この形はあまり納得いってない。アイデアとしてやりたかったのは、全面ガラス張りのコクピットです。映画プロメテウスの宇宙船のコクピットのような足元がガラス張りになっているやつです。
ホバリングしながら下での作業の様子などを見ながらの操縦です。通常飛行時パイロットは恐怖感MAXでしょうね。
ガラス張りは別にしても、今回のものはデザインより、作りやすさを優先してしまったので、ちょっという感じです。

コクピット横の張り出しは、先端に合体するジェット機とのドッキング部分です。まだ作りかけです。

コクピット周りのディテールですが、オモチャらしいパーツが1個だけです。というか、ここのデザインは、先端のジェット機、後部のモグラタンクが並んだ状態で成立するデザインにしなければならないので、今はうかつに作れない状態です。

でも、今の状態でもオモチャなら大丈夫だと思います。塗り分けやマーキング、適当なパネルラインが入れば間は埋まると思います。


先端のドッキング基部を作り、細かい微調整をすれば、ほぼこのキャリアーマシンは終りです。
引き続き各マシンといきたいところですが、取りあえず様子見です。ウルトラマンの続きやイラストも描きたいところです。


〇2015年8月13日
ひと通り終りました。

コクピット、その横の張り出しは戦闘機との合体基部です。
この合体基部は、先端部に合体コネクト部を更に作ります。戦闘機を作らないとここは作れません。
合体基部は今は成り行きでこのような作りになりましたが、根元の方を本体で覆い (裏側) 、合体時にこのコネクトがせり出すギミックにします。このモデルでは再現しません。出っぱなしの状態です。
こちらはコクピット後ろのディテールです。小さなウイング (レーダー、アンテナ ? ) を作りました。
このウイングは、背部のモグラタンクが合体する時に前にスライドします。
スライドギミックは作っていませんので、仮止め程度にゆるく接着してます。

この背部はもうちょっと隙間を埋めようと思います。それこそパネルラインとか描けば間は埋まるんですけど、何か考えます。


今のところ出来ているパーツを全部乗せてみました。
あまり考えずにここまで作ってしまったので、全体のバランス調節をしなければなりません。パテを盛って形を作るところやパーツの修正をこのあとやっていきます。


一応キャリアーマシンは仕上げに入るのだが、サフ吹き、塗装まではいかない。少なくとも各マシンの合体ポイントが出来上がらないとそれができない。紙は塗装したらその後の工作はパテ関連のものしかできなくなるからです。紙で作ったパーツも瞬着でしか接着できなくなります。

なので、引続き先端の戦闘機のほうを作ります。
便宜上戦闘機といっていますが、考えているデザインは、簡単にいえばサンダーバード1号です。
画像のパーツが、リング状のエンジンです。その中央にペンシルロケットが着きます。サンダーバード1号のように長くはなく、その半分位です。上も下もないデザインです。

もう一つのデザインアイデアは、リングエンジンはそのままで中央の部分が翼の無いSF戦闘機です。これでも充分冒険的デザインだと思いますが、この2つを頭の中で想像すると、ロケット型のほうがより奇想天外で挑戦的です。できれば何か設定を考えて両方を作りたいです。

どちらか一つとなれば、ロケット型です。SF戦闘機のほうは、今後いくらでもこのパターンのデザインを使うことはできますが、ロケット型は、このキャリアマシンに合体するという設定あってこそのデザインだからです。これ単独で防衛隊の戦闘機ですとは、ちょっと首を傾げてしまいます。奇抜すぎます。でも、こういう摩訶不思議さは、子供ごころに絶対に残ります。


〇2015年8月14日
本体修正と戦闘機の作り始め。

本体の修正をちょこちょこやってます。パテを使うところ以外で、紙で修正できるところを直してます。

コクピット後ろの背面を曲面にしました。あとでパテを盛り形を整えます。
後部のタンク設置台の側面を作りました。見た目が柔らかくなりました。かけている部分はパテを盛ります。

こちらは戦闘機のリングエンジンです。大きさを計算したところ (テキトーです) 、中央の円の中に田の字を書いて、四つある四角を部屋として、そこに人が立っているくらいの大きさです。たぶん。


〇2015年8月15日
戦闘機のリングエンジンと胴体制作。

リングエンジンはこんな感じになってます。
四基のエンジンの両脇のヘコみの角度が失敗して、このままだと面がつながらない。デザインを変更するか角度を直すか迷ってます。

胴体の制作です。円パーツは難しいです。
デザイン的には、このあとエンジンから先端にかけて、ウイング (?) を流します。当初考えていた基本形はそんな感じです。その上でバランスを見て、ディテールを継ぎ足していきます。
しかし、やはりこれで戦闘機というには独創的すぎるので、上下がわかる形にはしようと思います。


〇2015年8月17日
失敗・・・かな?

ロケット型戦闘機、このまま作業を進めれば、自分的には気には入っている。

上下が無い機体にデザインを足して、上下をわからせる。
やり方は色々あったが、このリフティングボディ (らしきもの) を下に着けるイメージが頭の中ではまった。スペースシャトルの底の分部です。
このあとに全体のバランスを整えるためのパーツを作りデザインをまとめるつもりでした。
なんですが、ここまでの作業、けして気持ちよくは進んでいない。わだかまりをかかえながらの作業でした。

まず、初動ミスでデカくなりすぎました。
最初のリングエンジンの大きさの計算ミスです。ミスというより考えた通りにやって失敗しました。それでも結果オーライを期待して作業を続けてました。ほかにも色々ありますが、一番これが大きいです。

今の時点でも、自分の直感がしっくりきていないと警告してるということは、これは失敗、ということではないかと。
上の画像の3枚目、機体の大きさを一回り程小さくすれば、シルエット的にはほぼほぼ想像通りです。そんな感じになる予定でした。

結局サイズ的にキャリアーマシンと合うのは、最後に作ったリフティングボディだけです。 (この画像ではパースかついて大きくなっています。)
ここまでの工程がムダだったということではありません。リングエンジンや円筒形のボディ、先端のトンガリはデザインとして生かすことができます。

今の感じでは、リングエンジンを着けるが形には拘らない。均等に配列されたバーツは美しい。という考えから今回のロケット型は作りたかったものだが、その拘りは外そうと思う。
円筒形のボディもやりようとは思うが、リフティングボティが最初にありきだと、また別かな。でも、先端のトンガリは継続したいと思っている。
単なるカッコよくまとめたSF戦闘機ではなく、形の面白さ、シンプルなパーツを配置の妙で見せるアイデアといったものを作りたい。


〇2015年8月18日
戦闘機再始動。

前回の使えるパーツ、リフティングボディを基にデザインを考える。
今のところこんな感じです。悪くない雰囲気です。上に伸びているウイングは天辺でつなげます。
今の調子でいくと、このリフティングボディだけで形が収まってしまう。先端にロングノーズが飛び出す形にして、そこにつながる胴体を作らなければならない。しかも面白い形で。デザインはまったく思いついていない。
最終的にアイデアが浮かばなければ、普通にSF戦闘機としてまとめてしまう。特に問題はないし、自分に対するカセなだけだから。

合体時はだいたいこんな感じです。
噴射ノズルをどこにするか迷ってます。合体基部が噴射口というのはちょっとと思いますが、オモチャなので問題ないでしょう。
後部中央が噴射ノズルとすると、その後ろのコクピットに噴射がモロ当たりです。窓の耐熱性がどうかは知りませんが、分離シーケンス (前のパイロットと交信しながらの分離プロセス) で、パイロットが黒いバイザーを下ろして、目の前のエンジンが点火され、徐々に機体が前に離れていく演出が出来れば、最高にカッコイイです。ハリウッドCGとか想像しちゃいます。


〇2015年8月19日
ロケット型復活。

どうしてもロケット型をあきらめられず、再度チャレンジしました。結構パーツの再利用が可能でした。色々思うところもありますが、デザイン検討用のモデルとしては充分です。検討に値するところまではもってこれました。

この形を基本形にしてパーツをデコレイトしていきます。大きくはありませんが翼 (?) も着きます。先端のトンガリは円錐状ですが、ミサイルの先端のような釣鐘形がいいのかなと思います。作るとなるとパテ製になります。考えてしまいます。

基地の中でも外でも離着陸は、この状態でおこないます。パイロットの乗り降りは、基地ではタラップを使いますが、外での着陸では地面付近に扉はありません。いつの間にか隊員は降りているというやつです。


〇2015年8月25日
ロケット型戦闘機の紙部分の工作が終りました。

色々ありましたが、一応なんとかはしました。
たぶん、これを元にデザインの再検討すれば、このデザインとしての理想にたどり着けそうです。

一パーツだけ、ちょっとな部分がありまして、主翼の下のハネ、尾翼 (?)ですか。 このハネは便利で、デザインをまとめるのにとても使い勝手がよく、気をぬくと、ついつい使ってしまう。これを着けたおかげで、シルエットのバランスは良くなったものの、リフティングボディとしてのイメージがちょっと失なっているのと、良くも悪くもガツンとくるイメージが損なわれてしまっている。

このあとサフやパテ盛り整形などで完成とします。出来上がるものは、あくまでデザイン検討用のコンセプトモデルなので、仕上げや細かなディテールは二の次です。

こちらはキャリアーマシンと合体したものです。機体デザインとしての一体化はせず、連結部でつなぎ止めているだけです。

やはり、噴射口がコクピットのまん前です。

この合体時の状態と単独での独立性、その両方をカッコよく見せるデザインに結構苦労しました。
合体時には、合体するためのデザインなんだなと感じさせ、単独では、後ろのマシンが無くても充分存在できるデザイン。合体ありきではないデザインと感じられるように。まあまあ、いい感じには出来たと思います。
あとは劇中での描かれ方しだいですね。

次に作るのはマリンかタンクか。自分的には、腹の下に着くマリンを作りたい。
今の子供たちは、モグラタンクのカッコよさや、お風呂で遊ぶ水中メカとかの認識があるのだろうか。
水中から発進するロボやメカなどの、格納庫に水を引き入れて水中発進する興奮などのワクワク感を味わっているのだろうか。それに変る現代なりのワクワク表現があればいいのだが、どうなのだろう。自分が知らないだけなのかもしれないが。今の音声ベルトなどのオモチャは昔のそれとは思いますが、結構あるのかな。